「Catch It English もちゃんとやれてないのに、何してんのアンタ」
という話ですが。どうしても気になったものですから。。
2週間 無料お試し をしてみるからには、 トーキングマラソン についてのあれこれや、Catch It English との違いなどを書きたいと思います。
チュートリアルがありますが、なくてもできるぐらい簡単です。スキット(画面の絵の人と会話)だけです。
アプリを起動したら、学習を始めるためのボタンが2つしかありません。
「スキットトレーニング」か「スキットセレクト」
今日のスキットをするか、今までやったスキットを復習するかの二択ですが、基本的にはとりあえずスキットを消化していきたいですから、スタートは「スキットトレーニング」かなと。
一度スタートすれば、「RUN → WORK OUT→ RUN AGAIN」と、怒涛の勢いで進みます。(一時停止はできます)
「RUNで一通り会話をし、WORK OUTで1文ずつ確認し、RUN AGAINで再び挑戦」という流れです。
基本的には、その日に送られてきたスキットをしますが、過去に完了したものから自分で選ぶこともできます。
共通しているのは「6秒以内に答えないといけない」というルールです。
自己申告ですから、判定が悪くても「マイクが悪いんじゃ」ということにして「言えた」で進むことができます。
全部の文に「言えた」が押されるまでぐるぐる繰り返し同じ文が回ってきます。
朝5時と夕方5時にスキットが3つずつ送られてきますが、1つは復習なので、昼と夜の2回やれば4つ進みます。
スキット320個(フレーズ520個)ということなので、サボらずに進むと80日で、3ヶ月ぐらいです。
ただし、
それでもゴールはあるので、「延びても1年ぐらいで終われるなら普通の英語教材と同じようなもんじゃないの?」と考えることができます。
ちなみに、フレーズ520個というのは、「Catch It English でいうと、単語多めのビル1本分」です。現時点でビル19本ありますから、Catch It English がいかに量が多く、コンプリートしたい人にとってはゴールが遥か彼方であることがわかると思います。ちなみに、私の今のペースだとあと5年ぐらいかかりそうです。
それに比べると、スキット320個で終了するとわかっている トーキングマラソン は、なんとなく気持ちがラクです。
サービスで毎月25分の無料英会話チケットをくれるそう(ただし受講できるコースに制限あり)。セブ島のオンライン英会話だそうです。「絵の人と会話できるようになったら、リアルな人とも会話してね」ってことらしいですが、外部サービスなので、別途契約です。
なんせアプリの値段が一般的な英語学習アプリの倍ぐらいするので、「その分はチケット代だろうが!」と考える人がほとんどだと思います。ヘルプに「チケットを使わないからといって値引きはしません」的なことが書いてあったので、実際にそう思って「値引きしてくれ」と問い合わせる人もいるのでしょう。
しかし、マンツーマンで、生きている人(もっと他に言い方が…)に英会話を習おうとすると、オンライン英会話でも月額でこのアプリと同じぐらいの値段するようですし、英会話教室ならもっと高いでしょうから、チケットを使えなくても騒ぐほどのことではないのかなと。
チュートリアルはありますが、なくてもできるぐらいです。Catch It English が、あれだけのコンテンツの種類がありながらチュートリアルが今までなかったことにあらためて驚きました。
スピーキング練習の機能以外はそぎ落とされて、文法の説明はありません。
スキットやWORK OUTの英文を確認することはできます。英文と日本語訳というシンプルなもので、言い回しの説明や場面の状況の説明が書いてあったりするものもありますが、そんなに多くはないです。
難解な文が出てくるわけではないので、これで十分といえば十分ですが、細かい文法の説明が欲しい人には物足りないと思います。
ざっくり言うと「ある程度英会話ができる人にとっては易しすぎるし、中学レベルの文法がチンプンカンプンという人にとっては難しすぎる」というアプリです。
いくら「考えるな!感じろ!アチョー!」と言われても、あまりに英語が苦手すぎると、いきなり海外で生活することになったぐらいの衝撃がないと、学習のモチベーションを保てそうにないので、基準は、
といった感じでしょうか。この基準は Catch It English にもあてはまります。
トーキングマラソンは、Catch It Englishの「評価」というコンテンツに似ています。Catch It は、日本語を見て数秒のうちに正しい英文を言います。
関連記事:英語学習アプリに振り回される④ – Catch It English
これは主目的の違いでしょう。「トーキングマラソンは会話力向上が目的」で、「Catch It English は語彙力増強が目的」だからです。
★Catch It English
最初は「My name is Mike.」みたいなのが続くので、レベル10まではあっという間に進みます。ところが、そこからは中学英語が厳しいと辛くなってきます。
今は「スーパー初心者ビル」がありますので、以前よりは続きやすくなっており、トーキングマラソン より開始時のハードルが低いです。
「アプリにゲーム性を求める人、気楽にやりたい人、ずっと長くやりたい人」向け
★トーキングマラソン
ある程度の英語の基礎力がないと、スキット3つ目ぐらいでもうしんどくなると思います。
Catch It English にある「スーパー初心者ビル」のような助走がないので、「準備運動なしにマラソンするんかい!」という感じではありますが、いきなり本番なところがこのアプリの良さとも言えます。
「アプリにゲーム性を求めない人、王道的にやりたい人、ある程度の期間で終わりたい人」向け。
これだけ見ると、Catch It English の方が断然コスパが高いように見えます。
しかし、私が個人的に気になった数字があります。
トーキングマラソンの申し込みサイトで見た「75,000語トーキング」です。
週1回の英会話スクール(グループレッスン45分)の20倍、週2回のオンライン英会話(個人レッスン30分)の2.5倍
ここからは超どんぶり勘定の怪しい試算なので、話半分でお願いします。
Catch It English は、アプリがバージョンアップして総合計がわからなくなってしまったので、私が現在学習中のビルを元にざっくり平均して、ビル1本400フレーズ、1フレーズ8語とします。最低1回のスピーキングで、ビル1本3,200語トーキング、ビル19本なので、「60,800語トーキング」です。
ということは、発話する部分だけ見ると、トーキングマラソンの分量が極端に少ないわけではなく、むしろ多いかもしれないということになります。
全体的に見れば、Catch It Englishの方がフレーズが多くてお得なのは確かなのですが、もしかしたら、
発話することが目的ならば、トーキングマラソンの方が効率的かも!
(※ あくまでも私のどんぶり試算による)
お試し期間2週間が終わるということで、メールがきました。解約用の【マイページ】のURLも案内されており親切です。
さすが天下のアルク、解約ページを見つからないようにしたり、すっとぼけてサブスク状態に移行させるようなあこぎなマネはしません。
これからもご利用を継続していだけることを願っております。
などと勝手に願われてしまいましたが、そこはちゃんと考えなければいけません。
まずやはり値段です。例えば、有名なスタディサプリの新日常英会話コースが1,980円/月ですから、トーキングマラソンの3,980円/月というのはどエライ高いです。
プラス消費税で4,380円/月です。せめてあと1,000円安くならんのかと。
「やっぱやめとこかな…」という気持ちもありつつ、その一方で、「やめてしまうのは勿体ないような気がする…」という手応えみたいなのを感じているのも事実なのです。
ここはひとつ、このまま続けてみようかなと思います。
効果を感じられても感じられなくても、たまに報告します。(貧乏をこじらせて続行不可能となってしまった場合はお許しください)
どもー。
大変ためになる情報でした。
ありがとうございます!
昔の(今もあるかもですけど)470点マラソンからTOEIC600点なんとかコースくらいな位置付けなんでしょうかねー。スピマラはやったことが無いんで、にんともかんともですが。
他のアプリとの比較が興味深かったです。
今までの投稿を見て、かなりヘナチョコかと思っていましたが、実はかなり凄いアプリだったんですねぇ>きゃっちなんとか。
元ネタの教材がアルクだということだけは記憶してましたが。UIとデザインがダメという辺りで気分的にはナシだったものの、今回改めて凄いんだなぁと思いました。絶対やりませんけど😅
ちなみに、タグって、使ってましたっけ?
タグ付け必須な感じがします。
続報も楽しみにしています😊
KYOさん、ありがとう(^^♪
Catch It English は凄いアプリなんですよ。見た目のごちゃごちゃ感に騙されますが、実は内容は硬派です。
タグを追加してみましたので、トーキングマラソンも頑張ります!