父がやたらおでこを触っていることに気づいたのが3ヶ月ぐらい前です。どうしたのか聞くと、おでこに出っ張りがあって気持ち悪いと。
見ると、どうやらイボっぽい。何も触らなければ痛くも痒くもないが、とにかく気になってしょうがないらしい。
そのうち、父は、イボを力づくで引きちぎろうとしだしました。何回かは引きちぎることに成功していましたが、すぐに元に戻ってしまっていました。それどころか、引きちぎるたびに、逆にイボが大きくなって復活し、倍返しをくらっている状態に。
それでもなお引きちぎろうとして、出血したりして。。子どもか?
皮膚科に行った方がいいのでは?悪性の腫瘍とかだったらどうすんのよ!と言っても、「イヤだ」の一点張り。とにかく父は病院が嫌いなのです。
このままでは、ばい菌とか入っておかしなことになりそうだと思い、何か薬はないのか?と思った時、母が使っている、魚の目タコにイボコロリを思い出しました。
家にあったのは「ウオノメコロリ」でしたが、主成分はイボコロリと同じサリチル酸で、それに加えて皮膚を柔らかくするための乳酸が配合されていて、さらに歩く時の痛さ軽減のためのクッションパッドが付属してるのがウオノメコロリなんだそうです。うちの母はパッドを使ってないのでタコなのか?
「イボだからこれでいいんじゃね?」と一瞬思ったのですが。。。
“次の部位には使用しないでください。… ①顔面、…” “第2類医薬品” “副作用被害救済制度” とあり…これはどう見ても顔に使ったらダメなやつです。
88歳になっても顔にシミができたとか気にするような父ですから、合わない薬でこれ以上悪化したりしたらかわいそうですし、何より、顔の機能に何か問題が出たら怖いですからね。
白衣を着た店員さんに「あの…父のおでこにイボができまして、顔に使えるイボコロリ的なものとかないですか?」と聞いてみました。
すると、「う~ん。おできというか、膿んでるものとかだと薬がありますけど。。。イボ用の薬はないですね」と言われました。
ないと言われたら仕方ないので、諦めて帰宅しました。
がしかし、その後私は、「飲むイボコロリ」があることを知りました。「首・顔などのイボに」と書いてありました。「薬あるやん!」です。(買ってもないし、第3類医薬品なので、商品リンクは貼りません)
もしやと思い、そのドラッグストアのネット店でも検索しましたが、ありました。ということは、実店舗にもあった可能性があります。
確かに「イボコロリ的な塗り薬はない」ので「ない」で正解なのですが、ドラッグストアなのだから、「飲み薬ならある」とか「ヨクイニンエキスの入ったサプリならある」ぐらいは言わないと、「ない」で終了してしまったら商売にならないのでは?
全く調べて行かなかった私も愚かでしたが、そこは店員さんの方が詳しくないと、わざわざ実店舗に行く意味がないといいますか。。
ドラッグストアで「顔のイボの薬はない」と言い切られた私は、Amazonや楽天市場で調べました。すると、イボ関連の薬やサプリメントが出るわ出るわ。
その中に、「イポケアEX」という商品があったので、購入してみました。
なぜ「飲むイボコロリ」にしなかったかと言うと、年寄りは既に大量の飲み薬を飲んでいるので、内服薬はやめておこうかと。
ではなぜ「イポケアEX」にしたかというと、「イポケア」を「イボケア」と読み間違えていたからです。
年を取ると、老眼で丸と濁点の区別つかないんです。商品が届いてから気づきました。そうなると、「イポって何?」という新たな疑問が出てきますが、そこはもうどうでもいいかなと。。
成分は主に「バチルス発酵物、ヨクイニンエキス、ウワウルシ葉エキス」となっています。自分がノーメイク女なので全く知らなかったのですが、「バチルス発酵物」というのは、化粧品や美容液等にはよく使われる成分なのですね。
ヨクイニンエキスが入っていますが、イボ用とは書いていません。なので、過大な期待は禁物です。
美容液なので、“お肌に合わない時は、ご使用をおやめください” という、ごく一般的な注意書きです。
したがって、悪化しないか様子を見ながら使っていきました。
蓋がスポイトみたいになっていまして、一滴ずつ使います。毎晩寝る前に指で患部に塗り塗りして、保護パッドを貼るという生活です。
最初、絆創膏を貼っていたのですが、もったいなすぎるということで、注射用の保護パッドを買いました。何か貼っておかないと父がイボを触ってしまうので。
本当は1日に数回塗るのがいいのでしょうが、自分のイボじゃないので忘れてしまい、1日1回となってしまいました。
父が自分で塗ってくれればありがたいのですが、超不器用な人に液体の瓶は、ひっくり返す予感しかしないので、私が塗ってあげていました。
経過は、
「あまり変わらない気がする」という状態が1ヶ月続きました。しかし、1ヶ月後のある日の風呂あがりに「あれ?浴室にイボ落としてきた?」となり、さらに1ヶ月後には「指がひっかかるような出っ張りもなくなり」少し跡が残っている程度になっています。
2ヶ月という長期戦になりましたが、もう父がおでこを気にする様子はありません。跡は少し残ったままになりそうですが、出っ張りがなければ忘れてしまって触りにいくこともないでしょう。
今後、イボが復活しないか見ておく必要はありますが、ひとまずは解決したかなというところです。
どもですー。
デキモノや腫れ物にはヨクイニンがよく効きますやねーと言おうとしたら、既に買ってましたね。
私はかつてコタローというヨクイニンの錠剤を漢方薬局で処方され、しばらく飲んでました。
ようするにハトムギなので、薬の飲み合わせや副作用を気にする場合には、ハトムギ茶を飲むという手もありますね。効能は微妙かもですが。
何はともあれ、快方に向かって良かったです(^-^)
KYOさん、ありがとうございます!
聞いたことあります、ハトムギ茶!。普段からお肌の調子を整えるという目的で愛飲している人は多そうな気がしますね。
イポケアは、商品名を勘違いして買いましたけど、結果オーライです(^^♪