Last Updated on 2024年9月17日 by ぞん
目次
今回は、ドコモオンラインショップでスマホを機種変更した際の、購入前~購入直後のドタバタです。
機種は、Galaxy A54 5G SC-53D です。2023年発売のミドルレンジモデルで、2024年に型落ちで購入しました。
この “つるっとした薄いやつ” が「5G機種」のため、買うまでに長い道のりとなってしまいました。
なお、本記事はスマホの使い方等の内容ではありません。機種の情報をお探しの方の期待には応えられませんのでご了承ください。
前のスマホでも、操作する分にはたいして困っていませんでした。前のスマホは2017年発売の廉価モデル Galaxy Feel SC-04j で、2018年に型落ちで購入したものです。
性能的に古い上に、経年で弱っているので、ネット閲覧も動画閲覧もメール閲覧でさえももっさりしていますが、まだ許容範囲でした。
ただ、充電池とメモリ容量とOSのバージョンはいかんともしがたく。
充電は3時間しか持たなくなっていました。家でしょっちゅう充電ケーブルにつながれて固定電話のようになっていました。
キャッシュレス決済で電池切れという悲劇だけは避けたいので、買い物に行く前には必ず充電の残量を確認するクセがついていました。
そしてさらにきつかったのがスマホのメモリ容量です。画像や音楽や動画のファイルが大量に本体にあるわけではなく、「これ以上消すものがありませんけど?」状態でした。
使用頻度が低いアプリを削除し、容量を食っているアプリを削除し、常駐アプリを切り、あれやこれやキャッシュを削除し…少し余裕ができたと思ったら、数日後にはまた「著しく容量が低下しています」などと言われ、「一体何が容量を埋めてくるんだ?買い替えさせるためのいやがらせか?」と思っていました。
OSのバージョンがAndroid 8で止まってるせいで、対応しなくなったアプリが日に日に増えていき、それらアプリも削除し、どんどんシンプルな電話に近づいているのに、それでも「容量が残り少なくなっています」と、毎日言われるようになりました。
毎日充電に追われ、容量を気にする生活に疲れていたところ、購入を検討していた機種が型落ちで値下げになったので、買うことにしました。
機種変更なので簡単にできると思っていたら、甘かったです。
■ ドコモオンラインショップで簡単に買えなかった理由
書いてしまえば、たった2行なのですが、これが面倒くさかったのです。
ドコモオンラインショップで機種変更と同時に料金プランを申し込めるのはeximoだけです。
irumoやahamoに変更する場合は、irumoやahamoのサイトで料金プランを変更してからでないと、ドコモオンラインショップでスマホを購入することはできません。
参考:料金プラン「ahamo」「irumo」へのプラン変更または新規契約について(公式)
家でずっとWi-Fiだし、irumoの方がいいかなと思いつつも、eximoでいくことにしました。初めての5Gだから定番で(そんな理由?)
料金プランがeximoなら機種変更と同時に申し込めるのでラクちんだと思っていたら、シェアパックが絡んでいたためドタバタになりました。
なぜなら、こんなお達しが出ていたからです。
要は、シェアパックを適用している人は注意してください!という内容です。
シェアパックの新規受付は終了しており、解約してしまったら二度と申し込みはできないので、
という注意です。
グループ代表回線の変更は、①新代表者に同意してもらった後で、②旧代表者が代表回線変更の手続きをします。
本人同士がすぐ近くにいるなら話が早いのですが、遠く離れていると、なんだかんだで日にちを要するかもしれません。
とにかく代表回線をなんとかしないといけないので手続きをしました。
My docomoアプリで、
から「シェアグループ代表回線変更」と「パケットパック」のメニューへ行くことができました。
ドコモの公式サイト内には、どこからか何かしらリンクが貼られているので、だいたいどこからでもたどり着けるのですが、逆に、行き方が多すぎて迷うので、「契約で迷ったら、とりあえず My docomo で探す」でいいのではないかと思います。
まず
次に
となります。
父のらくらくスマホは、My docomo アプリを起動できませんでした。Androidのバージョンが、私は8で、両親が7なのが原因です。
ドコモユーザーなのに見事に切り捨てられていたので、スマホのブラウザを起動して My docomoサイトを開き、画面の下の方にあったボタンから行くことができました。
よく覚えていないのですが、画面の下の方にあったお手続きのメニューから適当に押していくと「シェアグループ代表回線の同意」が出てきたと思います。
なお、スマホのセキュリティ設定によってはWi-Fi環境で契約内容にログインできません。ドコモ回線の本人のスマホであれば、アプリでもWebサイトでも確実に契約内容にログインできます。
父のスマホの方が私のスマホよりももっと壊れかけなので、父の端末が壊れる前に同意してもらえてよかったです。
グループの人数が多かったり、ファミリー割引の代表回線、シェアパックの代表回線、一括請求の代表回線が入り乱れていたら、自分たちで調べて変更するのは大変そうです。状況によってはグループ内で揉めそう…
こじんまりした家族シェアパックで平和な我が家は、全く揉めませんでした。というか、「なんかわからんけど好きなようにせぇ」としか言わなかった90歳の父は、何を同意させられたのかもわかっていない(笑)
親回線を父に変更したので、請求項目も父に移りました。
我が家は分割請求なので、パケット定額料は同じなのですが、「シェアパック5(小容量)定額料 6,500円」という項目が載っている人が親回線、ないのが子回線です。
両親のスマホも近いうちに買い替えないともう限界なので、次は5Gスマホに変更することになるのでしょう。その時にはいよいよシェアグループ解散ですね。
ここまでくれば、あとは私だけシェアパックを解約します。
シェアパックを外れると、一旦は基本パックに設定されます。天井知らずの設定でとんでもない額になることを防ぐためだそうです。なお、機種変更をすると料金プランがeximoに変更されるので、ここで基本パックを変更する必要はありません。
料金プランの整理が終わっていれば、あとは普通のオンラインショッピングです。欲しいスマホを買い物カゴに入れ、お届け先住所を確認したり、配達の日付指定をしたり、受取方法を選んだり、お支払い方法を選んだりします。
せっかくオンラインショップで買ったのだから家から出たくないぞと思い。
ゆくゆくは変更するかもしれないけれど、とりあえず今回はこれで
私の通話料といえば、0円とか、何かの予約の電話をして20円とか、今月は高かったぞ190円とかそのレベルなので、5分通話無料や、かけ放題をつけても元が取れないので、今までもつけていませんでした。
そもそも「お使いの機種はもう修理できません」と何度も冷たいメールをよこしておきながら、「ケータイ補償サービスを現在の利用機種で継続する」が表示されている意味がわかりません。選択できないようにしておいて欲しいぐらいです。うっかりスルーしたらどうしてくれよう。
smartあんしん補償を申し込んだことにより、あんしんパックモバイルの解約とsmartあんしんパックの申し込みが必要になりました。(後述します)
ショッピング自体はあっさり完了です。
購入完了後、注文詳細はドコモオンラインショップのメニューにある「購入履歴」から見ることができます。
ほとんどの人は、ちゃんと買えたかどうか心配だと思います。出荷状況や開封状況によってキャンセルの手続きが面倒になりますので、早めに確認しておきたいところです。
出荷されると、注文詳細の受付状態が「出荷済み」に変わりますので、購入日と受取日が離れている人は、受取日が近づいた頃に再確認すると安心できます。
補償パックの名称は、機種の発売時期によって違います。2022年8月以前は「あんしんパックモバイル」、2022年9月以降は「smartあんしんパック」です。
私の場合は後者で、前のパックを解約して新しいパックを契約し直すという形になり、気分は継続でも契約上は新規なので、申し込みの同意を求められました。
この同意は、購入確認画面の1つ前の画面で出るので、どさくさ紛れに新しいオプションをつけられるのかと身構えましたが、そうではなかった(笑)
紛らわしいのですが、
あんしんセキュリティとあんしん遠隔サポートは個別で契約できるのですが、ケータイ補償サービス・smartあんしん補償はパックでしか申し込めません。
つまり、
ということになるので、購入直前の画面で同意を求められるのです。
パックの解約は後日できますが、申し込みは回線契約日を含む14日以内にしかできません。
あと、smartあんしん補償を申し込むと、おまけで「携行品補償mini」に申し込むことができます。いろんな持ち物の補償をつけてあげるので14日以内に申し込んでくださいと。無料なら最初からつけといてくれればいいのにと思いましたが、保険なので別に申込みがいるようです。
申し込んでいなければ、+メッセージでお知らせしてきます。しかし、申し込み損ねてもすごく惜しいということはないです。補償期限は1年、補償額1万円ですから。
補償パックをつけるのはお金の無駄と言う人もいますが、私はそうは思っていません。
私はもともと「あんしんパックモバイル」をつけていて、「あんしんセキュリティ」を使っています。
また、私自身のスマホでは使ったことがないのですが、母のらくらくスマホがおかしくなった時に電話したら、「あんしん遠隔サポート」で直してもらえたことがあります。
私の場合は、これといってあんしんパックを辞める理由がなかったので、そのままの流れで継続しました。
6年前に私がドコモショップの店員さんに言われたのが、「あんしんパックにすれば割引になるので、あんしんセキュリティと遠隔サポート代は実質200円ぐらいです。この2つはオマケみたいなものなので、パックを申し込むかどうかの判断は、ケータイ補償をつけるかどうかで決めてください」でした。
ケータイ補償をつけていても、1回も使ったことがない人は多いでしょう。私もです。
しかし、万が一の保険として、月額330円~1,100円が安いか高いかは人によります。スマホの使い方は人それぞれですし、保険に対する価値観も人それぞれだからです。
自分でよく考えずに「誰かにもったいないと言われたから解約する」のはやめたほうがいいでしょう。それで自分のスマホが故障してして補償が受けられなくても、その誰かがお金を払ってくれるわけではないので。
いまさらですが、My docomo とドコモオンラインショップは違います。My docomo で料金プランを変更し、ドコモオンラインショップで買い物をします。
当たり前といえば当たり前なのですが、初めてオンラインショップで機種変更をする人は、自分はいったいどこで何をしているのかわからなくなるかもしれません。
例えば、オンラインショップでスマホを買う際、契約の変更が必要であれば、説明画面を経由して「My docomo」へ飛ばされます。あまりにシームレスなので飛ばされたことに気づきません。そして、契約の変更が済むと「ドコモオンラインショップへ」のボタンが出てきて、そこで「あれ?自分はオンラインショップにいたんじゃないの?」と気づいたりします。
My docomo とドコモオンラインショップを自分で行ったり来たりする必要がないので、親切と言えば親切ですが、この流れで変更しないとスマホを買えないような気になって焦ってしまう人もいるかもしれません。
しかし、焦ってよくわからないまま契約の変更や解約を行ってしまうと、あとで大ごとになるかもしれませんので、理解できなければ一旦購入をやめて出直した方がよいでしょう。
機種変更をしようと思い立った時、発売直後の最新機種であれば在庫の心配はないですが、発売してからかなり日が経っていると自分の欲しい色だけ在庫がなくなったり、すべて在庫がなくなったりします。
4Gから5Gにプラン変更する人は、私のように、いざ買おうとしたら買えずにドタバタすることのないよう、前もって自分の料金プランや割引オプションを把握しておきましょう。
ドコモオンラインショップでは、(料金プランの変更がないもしくは変更が済んでいれば)最短5分でスマホを機種変更できます。来店予約をする必要もなく、待ち時間もなく、事務手数料も0円です。
私は、ドコモショップへ来店することや、待たされることに不満はなかったタイプです。機種変更の時しか店に入ったことがなく、ちょっとワクワク感がありました。待っている間に買いたい機種を確認したり、自分が絶対に買えない高級機種を眺めたり恐る恐る触ってみたりするのが楽しかったし、多少待たされても全部丸投げでやってもらえるんだからありがたいと思っていました。
なので、私にとってのドコモオンラインショップの魅力は、事務手数料を無料にできることです。事務手数料は2024/4/1時点で3,850円(税込)です。ここを節約すれば、スマホケースや保護フィルムなどのアクセサリー類が買えます。
スマホ自体の値段が年々高くなり、事務手数料も値上がりしているということで、今回、My docomoで奮闘してドコモオンラインショップでスマホを機種変更できたのは良い経験だったと思います。
私はdカードを持っていません。他のクレジットカードでも買えますが、どうせ引き落とされるのだからと「電話料金合算払い」にしました。
スマホを購入した時点で、私はd払いで支払っているとは思っていませんでした。「来月の電話料金引き落としの時に、電話料金とd払いと、それらとは別に機種代金という項目で引き落とされる」と勝手に思い込んでいました。
見事に勘違いしていましたが、何の問題もなく購入は完了しました。4月1日の朝方のことです
そして同じ日の午後…
ローソンでメロンパンを3つ買い、Pontaポイントとd払いで支払いを済ませ、ふとd払いの残高を確認すると、なんと「700円」でした。一瞬見間違いかと思いましたが、どう見ても「700円」でした。4月はあと29日もあるのに。
私のd払いの月の限度額設定は5万円です。金額表示をオフにしていたので、メロンパンを買っている時は5万円あると思っていました。
スマホ代は49,830円で、うち830円をdポイントで払ったので、4月1日の朝方の時点で私のd払い残高は1,000円しか残っていなかったのです。
もし830円をdポイントで支払っていなければ残高は170円で、ローソンのレジで足りないところでしたが、1,000円残っていたため、こちらもあっさりと購入が完了しました。
スマホ購入からメロンパン購入まで、本人が気付かないままずっと綱渡りだったのです。
状況はすぐに飲み込めました。「まじか~」と言いながらも冷静で、Amazon Musicのサブスク料が毎月1日の21時頃に落ちることを思い出しました。幸いなことに、dポイントがまだ残っていたので、Amazonの支払を「dポイントを全て使う」に変更して事なきを得ました。
つまり、電話料金合算払いで、d払いの初期設定の10万円のままだと、ドコモオンラインショップで上位モデルのスマホを買うことはできないということです。
d払いの限度額を引き上げることは可能ですが、利用状況などによっては断られるので、必ず上げられるわけではありません。
最上位機種を買う人は、クレジットカード(※ただし3Dセキュア2.0対応のカードのみ)もしくは代引きで。
今回は、「5万円切ってるから買おう」と決心し、しかも月の最初の買い物だったので買えましたが、まさかd払いがこんなことになるとは(笑)
以上、ドコモオンラインショップでスマホを購入した時の、購入前から購入直後のドタバタの話でした。
なお、商品到着後のドタバタは次回の記事で書きましたので、興味がありましたらご覧ください。
関連記事:ドコモオンラインショップで機種変更しました(商品到着編)