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両親のマイナポイントをついに申し込んだ話

マイナンバーカード申請

Last Updated on 2024年4月3日 by ぞん

マイナポイントキャンペーン第2弾

すったもんだで、両親のマイナンバーカードを申請して2ヶ月経ちました。

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マイナンバーカードを申請してから1ヶ月後、「マイナンバーカードを取りに来てねハガキ」が届いたのですが、父の介護保険サービス開始と住宅改修でドタバタしていて、さらに1ヶ月経ってしまいました。

受け取り期限までまだ1ヶ月以上ありますが、こんなに大騒ぎして申請したのに受け取るのを忘れたなどということが万が一にでもあってはいけないので、受け取ってきました。

マイナンバーカードを受け取りに行く

本人確認書類とハガキを持って、両親を連れて役場に行きました。父は免許証があるのでいいのですが、母は写真付きの身分証明書がないので、年金手帳と保険証です。

さっそく私が窓口で「マイナンバーカードを受け取りたいです」と職員さんに言うも、本人たちは、うしろのベンチで座ってるという。。。私がしてくれるものと思っている。

普通は、本人がパスワードを決めて入力して…とするわけですが、両親がやる気ゼロなので私が決めて私が入力しました。職員さんは上司に確認していましたが、本人たちが一緒に来ているので、入力は代理でも許すみたいな感じでした。(自治体によっては本人しか許してくれないかもしれませんが、そもそもアルファベットと数字の並んだタッチパネルでパスワードを入力させるのは、高齢者には拷問ですから、その辺は臨機応変に対応してほしいところです。)

職員さんは両親に「娘さんが入力しますので、あとでパスワードとか聞いておいてくださいね」と言い、両親は元気に「ハイ」と返事してましたが、帰宅後、パスワードのパの字も聞いてきません。カードを管理する気もゼロです。

結局、スーパーマーケットなどで年寄りをひっつかまえてカードを作らせて、後日に暗証番号を決めさせても、受け取る際に番号を決めさせられたことすら覚えてない年寄りは多いのだろうなと、両親を見て思いました。

ところで、あのパスワードを入力する機械は全国共通なのでしょうか?あんなに反応が悪いタッチパネル、最近ではなかなかお目にかかれないです。職員さんも「反応悪いんですよほんと…」と不満そうでした。

がっつりマイナポイントをもらおう

こんなに苦労してカードを取得したのだから、公金受取口座も健康保険証利用も登録してやります。もちろん、自分のぶんも。

マイナポイント第2弾

もらえるものは増えていますが、申し込み操作は、第1弾と同じです。

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ただし、第2弾は第1弾よりもさらに面倒になっています。

マイナポータルからスタートする場合、健康保険証利用と公金受取口座登録をするだけではポイント付与が確定せず、コンビニで申し込んだ時点でポイント付与が確定します!

逆からいくと、

コンビニからスタートする場合、健康保険証利用は申し込んだ時点でポイント付与が確定しますが、公金受取口座は申し込み途中となり、マイナポータルで口座を登録した時点で付与が確定します!

つまり、健康保険証利用のポイント獲得はコンビニだけで出来ますが、公金受取口座登録のポイント獲得はマイナポータルでの登録が必要ということですね。

「申し込んだのに、なぜポイントが入ってこないんだろう?」と言う人が続出しているのは、スタート地点によってポイント付与が確定するタイミングが違うからでしょう。

情報はたくさんあれど、なんかバラバラですよね。スタートからゴールへの道筋を示さないからみんな右往左往してしまうのだと思います。

ということで、ポイントを確認してみます。前回は、お買い物ポイントだけでしたが、今回は、公金受取口座と健康保険証利用登録ポイントが増えましたので、d払いアプリのホーム画面にあるマイナちゃんの絵をタップすると、こんな感じになります。

母のスマホは、すべて申し込みが済んでいるのですが、公金受取口座と健康保険証利用の15,000ポイントの付与はまだされていないので、この時点では5,000ポイント獲得可で、15,000ポイント獲得予定です。

父のスマホは、買い物ポイントだけ申し込みが済んでいる状態です。次の日にドラッグストアで買い物をし、買い物の1,157ポイントは獲得されていて、dポイント残高にも表示されています。しかし、本来なら父のスマホの表示は3,843ポイント獲得可になっているはずが、なぜか15,000ポイントを含めた18,843ポイント獲得可となっています。

申し込み状況から考えると、父と母の獲得予定表示は逆でないとおかしいですね。「マイナポイントに申込む」というボタンを押させるためにポイントを多く見せているのかなと勘ぐってしまいます。

私のスマホは、すべて申し込み済みで、既に15,000ポイントが付与されていてdポイント残高に表示されており(ホーム画面はキャプチャできないので写真なし)。利用履歴のdポイント明細にも反映されています

第1弾で5,000ポイントもらい、第2弾で15,000ポイントもらったので、もう獲得できるポイントはないのに、なぜか20,000ポイント獲得予定 となっています。そこは獲得済みにしておいて欲しいですよね。

表示を見て思ったのは、マイナちゃんの表示は、申し込み状況を確認するにはいいけれど、ポイントの獲得状況はいまいちよくわからないです。

今回、アプリの表示を確認したくて、一気に申し込まずに様子を見ながら日を分けて申し込んだので、申し込み→マイナちゃん表示→dポイント残高→dポイント履歴へと流れるまでに5日かかりました

状況によってはもう少し早かったり、逆に遅かったりすると思います。「表示が整ってからでないと不安で使えない」という人は、1週間ぐらい待てば表示も整うでしょう。

父は、何が何やらさっぱりわからんので好きにしてくれと言うので、今年の我が家のお菓子とアイスクリームはすべて父のスマホで買われることでしょう。

色々とモヤモヤしますが気長に待ちましょう

d払いの場合、コンビニ等での申し込み画面で「付与確定」となっても、申し込み状況がd払いアプリに反映されるのは次の日です。

また、ポイント付与のタイミングは、お買い物の5,000ポイントは即付与で、公金受取口座と健康保険証利用の15,000ポイントの付与は、申し込み完了後の3日後です。

楽天Edyの場合、ポイント付与のタイミングは翌月の10日です。それ以前に、楽天Edyはポイント申し込み開始予定が7月末です。申し込み時点から気長に待たないといけませんね。

決済サービスによってポイント付与のタイミングが全く違うので、マイナポイントサイトで自分が申し込んだ決済サービスの詳細を確認しておきましょう。

対象となるキャッシュレス決済サービス検索

本来なら、付与タイミングも調べてから決済サービスを選べばいいのでしょうが、申し込むのに必死でそれどころではないですよね。。

役所が手続きスポットではないこともある

マイナポイントを申し込むのに、スマホもパソコンも無理という人のために、「手続きスポット」があります。

マイナポイントの申込みができるスポット検索

どうやら役所だからといって全部が「手続きスポット」というわけではないです。

「役所に行けばやってくれるんじゃないか?」と思いがちな高齢者を見事に裏切って、「○○スーパー、○○郵便局、○○コンビニで手続きできます(ので自力で頑張れ)」などとエールを送って終わりです。

私の住む町の役場では、マイナポイントのもらい方の説明が書かれた小冊子をくれますが、「これを読んで理解できるような人は、もう自分で調べてやってるだろうな」という気はしました。

役場がダメなら、郵便局かコンビニで手続きすることになるかと思いますが、

なんとなくですが、高齢者にはコンビニよりも郵便局の方が合いそうな気がします。操作が分からず助けてもらいたい時に、コンビニ店員さんは基本的に忙しそうで声をかけずらいですが、郵便局だと端末操作の手伝いも業務の1つという感じがして頼みやすいかなと。

そもそも、若者も中高年者もポイントをもらう方法がわからなくて右往左往する仕組みなのだから、高齢者が一人で出来ないのは当たり前というか。。。やっぱ酷い。

あとはポイントを獲得して使うだけ

両親は新規カード作成なので、買い物で5,000ポイント獲得を目指します。第1弾では申し込み期限が迫ってから申し込んだのですが、それでも、スーパーやドラッグストアで買い物してあっという間に貯まってあっという間に使い切ったので、今回の第2弾はまだ始まったばかりなので、余裕でしょう。

マイナポイントの有効期限は、自分が利用している決済サービスによりますので、使い切る自信がない人は確認しておきましょう。

ちなみに、dポイントの場合は48ヶ月です。楽天ポイントは最後に楽天ポイントを獲得した日から1年なので楽天経済圏に住んでいる人は実質無期限です。

「ポイントのために個人情報を売るなんてすべきではない」という意見はごもっともですが、今回、公金受取口座の登録で、照合が一瞬で終わった時に思いました、「あがいてもしかたないのでは?」と。

私個人的には、国の事業に乗っかってポイ活する方がお得な気がするという考えです。

マイナンバーカードの必要性について

最後に、本来のマイナンバーカードの必要性について少し自分の思いを書いておきます。

総務省のデータだと、令和4年6月1日時点でのマイナンバーカード普及率が44.7%となっています。低いと言えば低いですが、カードの申し込みからポイント獲得まで何もかもが面倒くさいことを考えると高いのではと。

「ポイントもらう以外にカードを取得する理由は何もない」と言われているマイナンバーカードですが、写真付きの身分証明証を持っていない人にとっては十分に価値があるものだと思います。

たとえば、現役世代で社員証も車の免許証もパスポートも持っていない人です。資格試験を受ける時や、銀行や証券会社の口座を作る時など、写真付きの身分証明証の提示を求められることは多いものです。

そして高齢者です。介護保険関連の申請では、本人確認でマイナンバーと身分証明書が必要です。

昭和前半生まれだと、男性は車の免許を持っていることが多いですが、女性で車の免許を持っている人は少ないです。地方(特に農村部・山間部)の女性は原付免許を持っていることが多いですが、都会だと少ないのでは?

ちょっと昔までは、本人確認の時、保険証だけでもなんとかなりましたが、ここ数年、ことあるごとにマイナンバーと写真付きの身分証明書を出せと言われます。だったらマイナンバーカード1つで済んだ方がラクです。

これから先、親の本人確認のたびに複数の証明書を用意するのは面倒だなと思っていたので、最初はカードを作るのを嫌がっていた母が、マイナンバーカードを作ることを許してくれたのは、私的にはラッキーでした。

親の介護をする予定のある人が、親のマイナンバーカードを作ってあげて保管しておくというのは、大いにアリだと思います。そうしておけば、いざ介護保険の申請する時、マイナンバー通知書すら見つからなくてバタバタすることもないでしょう。(ちなみに、通知カードは廃止なので再発行不可です。個人番号入りの住民票の写しを取るとマイナンバーがわかります。たぶん300円ぐらい)

以上、親のマイナンバーカードを取得し、がっつりマイナポイントをもらった話でした。

コメント (2)
  1. KYO より:

    どもですー。
    色々細かい説明も含め、
    詳細な情報ありがとうございました!

    やっぱり面倒そうだなーという感じですね(^◇^;)

    マイナポイントの話は一旦横に置くとして。。。

    マイナンバーカードの最大のメリットはネットで確定申告が出来ることだと個人的には思いますが、自分で確定申告をしない人にとっては、確かに使い道のないカードですよね。

    写真付きの身分証にもなるので、免許証の無い人にもメリットはあるかと思います。

    今まで怪しいポイントのことは、あまり気にしていませんでしたが、5桁も貰えるというのは確かにかなりのメリットかもしれません。

    国のシステムがあまりにも怪し過ぎて、なかなか手を出す気になれずにいたマイナポイントですが、そろそろ重い腰を上げる潮時なのかもなーと思いました。

    1. ぞん より:

      KYOさん、どーもです!
      そう、わざと面倒にしてポイント申請を諦めさせて予算節約したいのかなというぐらい。電子で確定申告する人ぐらいしかカード必要ないですし、やはり、身分証明書としての使い道のほうがメリットでしょうかね。
      私も国のシステムは信用してないですけど、もう、登録してもしなくても一緒かなという気がして。保険証利用は数時間で登録完了になりましたし、口座の照合なんて1秒で終わってしまい、もうバレバレなのかなと。
      カードを取得した人がポイントを申請しないというのが国が一番喜ぶだろうと思い、もらえるもんはもらってやるぞという感じです。