Last Updated on 2024年6月5日 by ぞん
目次
今回は、ドコモオンラインショップで機種変更したスマホが家に届いたので、商品到着編です。前回の記事を読まれていない人も当然いるので(むしろ圧倒的にそうに決まっている)、こちらにも機種名を書いておきます。
機種は、Galaxy A54 5G SC-53D です。2023年発売のミドルレンジモデルで、2024年に型落ちで購入しました。
前回の記事と同様、本記事もスマホの使い方等の内容ではありません。機種の情報をお探しの方の期待には応えられませんのでご了承ください。
私の購入基準は、メールとメッセージアプリと電話とキャッシュレス決済が使えればそれでいいということで、性能より価格重視ですが、買えるのであれば、多少なりとも性能がいいスマホが欲しいです。ということでGalxyのミドルレンジの型落ちを買いました。
ちなみに、前のスマホは、2017年発売の廉価モデル Galaxy Feel SC-04j で、2018年に型落ちで購入したものです。政治問題もあり、韓国というだけでGalaxyを毛嫌いする人もいますが、私はそこはこだわりがないです。6年前も、値段と性能のバランスの良さで決めました。
親には「なぜ韓国製なんか買ったのか?!」と言われましたが、当時のdocomo with 対象機種の中で、同じ価格帯の国産と比べてGalaxyを選ばない理由が見つかりませんでした。実際、国産よりもOSサポート期間が長く、フリーズすることもなく、故障もせずに6年も使えたので十分に満足です。
成功体験といいますか、Galaxy Feel の使い心地が良かったので、今回もGalaxyにしたとも言えます。
スマホヘビーユーザーではないので廉価モデルでも十分なのですが、昨年の時点でもう在庫切れだったので、ミドルレンジモデルの値段が下がるのをひたすら待っていました。
待った甲斐があり、3月中頃から20,000円下がり、49,830円(一括)で買えました(2024/4/1時点)。
値が下がった型落ちスマホがどれぐらいの勢いで売れていくのか、また今後も値が下がるのかはわかりませんが、今まさに自分のスマホが限界を迎えている中で、せっかく5万円を切ったミドルレンジスマホが在庫切れになることだけは避けたかったので、勢いよく買ってしまいました。
予定通り商品が到着しました。ついに “つるっとした薄いやつ” がお目見えです!
eSIMにしたのでカード類はありません。お届け明細とディズニープラスのチラシは本体に関係ないので、結局は、スマホ本体と説明書(あんしんBOOK)の2つだけです。
しかも説明書といっても11ページしかないペラペラの冊子で、詳細はQRコードからサイトを見ることになっています。
スマホ本体画面は6.4インチになったので、老眼に優しそうです。前のスマホの画面は4.7インチだったので1.3倍です。
「あんしんBOOK」には、商品受け取り後の流れや、問い合わせ窓口の連絡先などが書かれています。シンプル・イズ・ベストな仕様です。
開通の手順は、ドコモオンラインショップの上部メニューにある「商品到着後の設定・開通」で見ることができるので、「あんしんBOOK」のQRコードを読み見込むまでもないです。
新しいスマホが無事に届いたその日に、パソコンで説明を読みながら手続きしました。
こういう説明画面でいつも困るのは、だいたいいつも「※お使いの機種によって画面内容が異なる場合があります」と書いていること。「そんなメニューないんですけど」は、アンドロイドあるあるで、今回も違っていました。
電話なのに電話を設定するメニューがないわけがないので、なんとなく雰囲気で探せば見つかりますけど、わからずにサポートに電話する人もいるんだろうなと思ったりもします。
Galaxy A54 では「ネットワークとインターネット」ではなく「接続」、「モバイルネットワーク」ではなく「SIMマネージャー」…からの「追加」でした。
■ ドコモオンラインショップの開通手順の説明にあった設定メニュー
■ Galaxy A54 の設定メニュー
電話の開通手続きは商品発送日から15日以内に行わなければなりません(4G→5Gは開通手続きが必要・5G→5Gは開通手続きが不要)
ちなみに、開通手続き期限を過ぎると自動的にドコモ側で開通手続きが始まります(一時的に電話が使えなくなるかもしれません)。
ドコモオンラインショップで、適切な料金プランが選択されていなければスマホを購入できない仕様になっているのは、開通手続きされていないスマホをドコモ側で開通させるからなのでしょう。
初期設定とデータ移行もその日のうちに行いました。
早く新しいスマホを使いたいのはもちろんですが、おサイフケータイなど移行期限があるアプリもありますから、何事も早いに越したことはありません。
データ移行アプリ(キャリアが提供しているもの、端末の会社が提供しているもの)を使えば、ほとんど新機種に転送することができます。
私は、Smart Switch を使いました。Galaxyなので、これが一番ラクで確実だろうと思いました。
参考:(Galaxy) 初期設定の方法について教えてください。(公式)
旧端末が手元にあるので「別のデバイスを使ったセットアップ」で行いました。
他の画面に切り替わるとわけがわからなくなりそうだったので、後で設定できるものはスキップしました。
手順は(※私の場合です)
で、初期設定が終わりました。
※ Sumsungアカウントは必須ではないはずですが(私の前の端末では設定されていないので)、スキップの仕方がわからなかったのでそのままサインインしました。Googleでサインインしたのはこれが一番簡単そうだったからです。あとでSumsungアカウントからパスワードを設定するようにとメールが来ました。
※ Samsungアカウントは嫌なら退会できますが、端末からサインアウトしてから退会しないとサムスンのアプリが動かなくなるとか、端末からサムスンアカウントを削除できなくなるとか、退会の手順を間違うと面倒なようです。アカウントを持っていることで特に困ることがなければ無理に退会しなくてもいいのではないかと思います。
初期設定に比べると緊張しませんでしたが、初めてのことなので不安はありました。
参考:Smart Switchアプリの使い方を教えてください。(公式)
データの転送は有線で行いました。やっぱり線でつながってないと(昭和の人間だからw)
手順は(※私の場合です)
で、データ移行が終わりました。20分ぐらいでした。
転送されたデータを整理中…の画面で、「コピー中も端末を使えます。USBケーブルを取り外せます」と書かれていて、「ホーム画面に移動」ボタンが出ていましたが、怖いのでそっとしておいたら、いつの間にか転送結果画面になっていました。この状況でケーブルを抜いて端末を使うのは勇気がいると思うのは私だけ?
おそらく、多くの人にとって、スマホの機種変更に踏み切る理由の一つが、「旧機種が壊れてしまってからでは新機種への引継ぎができなくなるから」だと思うのですが、私自身も、初期設定とデータ移行をやってみて、「スマホの機種変更は、使用中の端末が壊れないうちにやらないと大変だろうな…」と、つくづく思いました。
個人ファイルは基本的にクラウドなので、面倒なのはアプリの引き継ぎということになります。
アプリ自体はデータ移行アプリでインストールしてもらえますが、アプリの中の設定は自分で個別に行う必要があります。
普通のアプリであれば、再ログインしたら使えるとか、再登録したら使えるとかですが、そうはいかないアプリもあります。
よく話題になるのはLINEです。あとは、金融系のセキュリティ、おさいふケータイ などです。
私でいうと、二段階認証アプリ、銀行アプリ、証券会社アプリ、LINE、楽天Edy です。
すべて引継ぎ方法を事前に確認していましたが、上手くいったりいかなかったりでした。
二段階認証アプリ、LINE、楽天Edy は上手くいきましたが、銀行、証券会社は上手くいかずに再設定しました。
結局、金融系は、移行するよりも再設定する方がラクなのではと思いましたが、再設定できるようにセキュリティを一時的に解除しておかないと、旧端末でも新端末でもログインできないという事態になるので、注意が必要です。
一番ドキドキしたのは二段階認証アプリの移行です。新規で登録し直すのは地味に大変そうなので、失敗したくなかったのです。
ところで、私は、Smart Switch を使えば、画面のアイコンの並びもそのまま移行されると思っていましたが、全然違っていました。
ちょっと考えれば、機種が違えば画面の大きさも違うし、並べられるアイコンの数も違うのだから同じになるわけがないのに。ましてや、ホームアプリも違っていればなおさらです。
バラバラに移行されたアイコンをせっせと移動させたり、フォルダにまとめたりしました。ホーム画面を操作する練習になってよかったですけど。
今回、ホームアプリの設定で、 「docomo LIVE UX」ではなく「One UI」を選んだのですが、設定が終わったばかりの時は「何が違うの?」という感じでした。
ですが、使っていくにつれて、何となく見やすい、何となく使いやすい、何となく操作しやすい となりました。
こんなふんわりした感想になっている理由は、そもそも今までもスマホを全く使いこなせていないため、何が違うのか説明できないからです(笑)
それでも、6年経ってもスマホを使いこなせない人間に、わずか1日で「なんかすごい使いやすい気がする!」と感じさせる One UI は、Galaxy好きにはなくてはならないホームアプリなのだろうと思いました。
バリバリ One UI を使いこなせるようにはならないと思いますが、docomo LIVE UX に戻すことはないでしょう。
結局、スマホを機種変更するのにどれだけの時間を費やしたのか。ざっくりです。
単純に作業時間を足すと、購入まで40分、商品到着後に3時間20分、合計4時間です。これだけ見るとすぐ終われそうですが、そう簡単にはいかないものです。
人間たるもの、24時間スマホの機種変更に時間を費やせるものではありません。仕事や家事や勉強など、他にすることがあるのです。
私の場合、あれこれネット検索で情報を探して料金プランを変更したりしていたので、購入までに3日ぐらいかかっています。
購入した後、ドコモオンラインショップで購入した端末は、最短で2日で自宅に届き、端末が使えるようになるまで半日ちょっとです。
大きく日数でまとめると、
私がスマホの機種変更に要した日数は、購入と配送で5日、自宅に届いた後の端末設定に1日、合計6日です。
以上のことから、
もし私が誰かに「ドコモオンラインショップを利用して機種変更するのって時間かかる?」と聞かれたら、「1週間ぐらいみておけばいいかな」と答えます。
ところで、端末の受け取りについてですが、スマホを自宅で受け取る場合、対面でさえあれば本人でなくてもかまわないので、家族に受け取りを頼んでおくことができます。
しかし、開通手続きや各アプリの移行期限などがあるので、商品の受取日は会社が休みの日などに日付指定する方が焦らなくて済むと思います。できれば連休の方が気分的にラクかなと思います。
Galaxy A54 の元の値段は7万円弱です。今まで廉価スマホを使ってきた私にとっては超高級モデルです。
スマホが届いてすぐに保護フィルムとケースをつけました。電源入れる前につけました(電源すら入らない不良品であることは想定していない)。
スマホが届く前に、スマホケース、画面保護フィルム、microSDカード、カメラレンズ保護フィルム、転送ケーブルを買っておきました。
スマホが使えるようになった後日、ストラップとスマホポーチを買いました。
機種変更記念ということで、購入したアクセサリー類も載せておきます。
ふちがソフト(TPU)で、本体はハード(ポリカーボネート)のハイブリッドタイプです。耐衝撃です。カメラ部分は単独で3つくり抜かれているので、レンズ部分が守られている感はあります。
別のメーカーのほぼ同じ仕様の商品と迷ったのですが、ストラップを通す穴があるのでこちらにしました。両側に穴があるので、どちらでも好きな方に付けられます。
スマホケースとの取り合いがわからなかったので、縁まで覆わずにレンズ部分にだけ貼るタイプにしました。
3つの丸を1枚ずつ台紙から剥がして貼るだけのシンプルな仕様で、すこぶる貼りにくいです。グッと押すように動かせば、貼った後でも位置の修正はできます。
ただ、1シート(3つの丸)しか入っておらず、レンズに乗せられずに落とすといった失敗は許されないのに、持ちやすくする工夫など一切なく、その割にはちょっと価格が高いです。フィルムそのものは何の問題もなく、クリアで良い製品かなと思います。
TPUフィルムです。ガラス製が主流ですけど、前のスマホの指紋認証のトラウマでガラス製は嫌だったのです。
前のスマホでは、物理ボタンの部分だけくり抜かれている、全面のガラス製フィルムを貼っていたのですが、ガラスフィルムの厚さが邪魔をするのか、何度登録し直しても指紋認証が使い物にならず、ずっとパスワードやPINを使っていました。
FANOV の保護フィルムは、位置決めと貼り付けの2ステップがあるため、ズレずに貼れます。説明書通りにやれば気泡はほぼ入りませんし、入ってもすぐに抜けます。こんなに貼りやすいのに2枚入っています。価格は一見高く見えますが、2枚入っていることを考える高くないと思います。
新しいスマホでは、物理ボタンではないですし、薄いTPUフィルムなので、指紋認証の感度がすごくいいです。指紋認証って超便利!(←ようやく時代に追いついた感)
サムスン製は今まで使ったことがないのですが、値段が他よりちょっと安かったのでこれにしてみました。あまりに安いと不安ですが、これぐらいなら大丈夫かなと。
世界的メーカーなので、そんな酷いものは売らないだろうぐらいの期待値です。
旧スマホの端子が microUSB、新スマホの端子が Type-Cなので、両者をつなげられるOTGケーブルを買いました。
端子の形状とケーブルの長さと値段で選びました。ケーブルは固めですが、無事にデータを転送できたのでそれでよしです。
落下防止にはスマホリングの方が主流ですが、私にはそんな小洒落たものは似合わないので、普通のストラップです。長すぎず短すぎず丁度いいと思います。
外出用に買ったのですが、家の中でも使っています。朝起きた時と夜寝る時の、1階と2階の行き来の時に首からぶら下げています。階段で落としたら被害が甚大だと思い。
ポーチの内寸が、Galaxy A54 本体より少し大きいので、ストラップが横でも上でも収まるので入れやすいです。
チャックは左右両方向から開け閉めできて、どの位置でも止めておけるので、ストラップだけポーチの外に出しておくこともできます。
端末を安く買えたと喜んでいたけれど、アクセサリー類でかなりお金を使ってしまいました。6年ぶりの機種変更なのでテンションが上がってしまいました。
覚悟はしていましたが、疲れました。購入から設定までドタバタでした。
確かに、ドコモオンラインショップなら最短5分で機種変更はできます。
ほんとに簡単に大手キャリアのスマホが家で簡単に買えてしまいました。そして、「電話の開通って自分でできるんだ」と新鮮でした。「電電公社の人じゃないのに電話を開通してもいいんだ」と感動もしました。
ただ、そこにたどり着くまでに苦労しました。
私は、自分がシェアグループの代表回線であることを知っていたし、メンバーも把握していたし、月に1度ぐらいは My docomo にログインしていたので、ある程度調べればなんとかなりましたが、それでも、ちゃんと代表回線を変更できているか、自分だけがシェアパックを解約できているかずっと不安でした。
機種変更でクタクタになったのは、単に私がスマホが苦手だからか? 他の50代の人はもっとスイスイと機種変更できているのか? 20代~40代の人は余裕でできるのか? オンラインでの手続きが苦手なのは高齢者だけなのか? など、色々考えさせられました。
1年や2年でスマホを変える人ってすごいと思います。慣れるものなのでしょうか?
今回で5Gになったので、次からの機種変更はラクになるのかもしれませんが、結局、端末の値段が高すぎる(でも中古を買うのは抵抗がある)とか、端末設定が面倒くさいからイヤとか言って、買い替えを先延ばしにするのでしょう。
今回買ったスマホも、壊れる寸前まで、充電がバカになるまで、使えないアプリだらけになるまで、きっと5年以上使うのでしょう。そしてまた、型落ちして安くなった機種を買って、最新の上位機種を買ったかのように大喜びするに違いない。。
以上、ドコモオンラインショップでスマホを購入した後の、商品到着後のドタバタの話でした。
なお、購入前から購入直後のドタバタは、前回の記事で書きましたので、興味がありましたらご覧ください。
関連記事:ドコモオンラインショップで機種変更しました(購入編)
お疲れ様でした。
個人的には切り替え作業を
サクサクやっていたように見えました。
さすがです!
KYOさん、ありがとうございます。
お褒めにあずかり光栄です。でも、相当バタバタしたんですよ実際は(^_^)