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ユーキャン『福祉住環境コーディネーター2級・3級講座』を修了 ②

ユーキャンの福祉住環境コーディネーター講座を修了

ユーキャンで資格を取りましたのつづき

ユーキャンの「 福祉住環境コーディネーター 2級・3級講座」を受講し、2級の資格を取った話の後半です。今回は、教材の質・資格取得の有用性・一般教育訓練給付金などについてです。

ユーキャンだけで受かるのか

資格取得が目的であれば、自分の使っている教材がそれに適しているのかが大事です。

例えば、10人受験すれば9人受かる教材がありました。不合格になった1人が「教材やフォローが酷くて資格が取れなかった」と掲示板に書き込む。。。あるあるです。そんな逆恨みのトンチンカンな口コミを信用すると損します。かといって合格した人についてもそれぞれ頭の良さや職歴などの背景があり、鵜呑みにすることはできません。

とはいえ、参考にする口コミが全くないと、それはそれで寂しいでしょうから、このページに偶然たどり着いた方のために、私も書いておきます。

私の背景について書いておくと、普通かそれ以下です。

  • 福祉関係の仕事は全くしたことがない(親が弱ってきて慌てて勉強を始めた)
  • 図面描きの仕事をしていた時期があるので多少は図面慣れしている(分野が構造だったので建築図が読めるわけではないけれど)
  • 高校も大学も偏差値50以下(とくに頭がいいわけではない)
  • 要領よくできるタイプではない(地道にテキストを読んで問題をやる)

そんな普通な私が、結論を言ってしまうと、

福祉住環境コーディネーター 2級・3級に関しては、ユーキャンの教材だけで受かります私は公式テキストを持っていません。ユーキャンのテキストと受講生専用サイトでしか勉強していません。

  • 1か月の勉強+0.5ヶ月の試験対策 で 3級に合格します
  • 4ヶ月の勉強+0.5ヶ月の試験対策 で 2級に合格します

年に2回試験があり、IBT試験は7月と11月、CBTは9月と1月なので、自分が受験する月の6~7ヶ月前から受講を開始するようにすれば、3級~2級を受験できます。(※ 同じ回の同じ級で、IBTとCBTを受けることはできません。例えば、7月に3級を受験して不合格だったからと9月に3級を受けることはできません)

試験対策時期に受講生専用サイト(学びプラス)にログインできると、試験情報も得られて安心できますし、Webで問題をこなすと答え合わせをしてくれて練習がはかどるので、受講開始時期は気にした方がいいと思います。

ユーキャンに資料請求をすると、頼んでなくても「この時期に始めると丁度いい」と、絶妙なタイミングで煽ってくれますので、迷っている人が利用すると受講のきっかけになると思います。

試験について

2021年7月からIBT試験に切り替わり、出題する側も試行錯誤しているらしく、出題形式や難易度が安定していません

7月から11月のたった4ヶ月で出題形式が変わり、問題も過去問とは様子が違っていました。ユーキャン速報によると、7月の合格率が80%超えていたそうです。したがって、11月は一気に落としにきたと考えられます。

数年は、問題をとっかえひっかえしながら、合格率を調整して、従来の紙試験と同じぐらいの40~60%ぐらいにおさめていくのでしょう。ということは、受験する回によって、恐ろしく合格率が高かったり、恐ろしく合格率が低かったりと、難易度が上下するかもしれませんが、こればっかりは、受験者側はどうすることもできません。

だからといって、過去問題集が出るまで待とうなどと思わないことです。IBT試験の過去問題が公開されるかどうかもわからないからです。

私は今回、2級を受けて 89点という、自慢ネタにも自虐ネタにもならない、なんとも中途半端な点数でしたけども、ユーキャンの教材を一通りやり、過去問題集や受講生専用サイトで練習問題をやっていれば、どんな合格率の回に当たっても、合格点である70点以上は取れるという証明にはなったかなと思います。

もちろん、テキストを全部まんべんなく隅々まで覚えて、なんなら公式テキストも買って読んで、どんな問題がきても100点近くとれるように頑張るのもありです。私には無理ですが。

資料請求は気軽にできます

案内資料については、ユーキャンのサイトの、「よくある質問(FAQ)」の「案内資料について」の項目に書かれてあります。サービスセンターの電話番号も載っています。

  • 営業の電話はしていない
  • 資料請求は1回の請求につき2講座までだが、資料請求は何度でも可能。3講座以上の資料が欲しい場合は、改めて請求すればよい
  • 追加で送られてくる案内資料が嫌なら、お客様サービスセンターに電話してストップしてもらえばよい

老舗の余裕といいますか、ガツガツした営業をしなくても受講生の獲得には困ってないんだと思います。ですので、

「電話勧誘が怖い、あとで面倒なことになりそう…」と、資料請求をためらっている方はご心配なく

勢いで申し込んで後悔しないよう、高額な講座ほど、資料請求をして、紙の資料をじっくり見て検討しましょう。

ところで、 申し込み電話番号とLINEの電話番号が一致していていて、自分がLINEアプリで通知に同意していれば、LINE公式アカウントから通知が来ますが、自分で資料請求をしたのなら、それは詐欺メッセージではないです(笑)

メールやLINEには、資料請求した講座の自分専用の申し込みページのアドレスも送られてきますので、そこから申し込むと簡単です。

ユーキャンに限らず、ネットで資料請求すれば、デジタルの通知は避けられないので、それらを利用する方向で考えるのが得策かと。どうしてもいやなら、資料請求も申し込みも電話でするしか…もう、独学した方が気楽だと思う(笑)

教育訓練給付金対象講座は質が高いはず

いくらユーキャンが老舗だといっても、これだけ講座数(156講座・2021年時点)があれば、中には「ん?」というものもあるはずですが、少なくとも教育訓練給付金対象講座は質が高いと判断できます。

以下に理由を述べますが、私個人の経験からの推測ですので、話半分で読んでください。

私が以前働いていた会社は、無職の人を対象にした職業訓練をする民間の事業者でしたが、開講する講座については国の審査が厳しかったです。カリキュラム、使用テキスト、内容、資格試験の合格率、就職率など色々と。

無職の人を対象にするのと、就職中の人を対象にするのとでは、同じ給付金制度でも審査は違うと思いますが、今回、私に送られてきたお知らせの中にあった訓練明示書が、私が以前会社で見かけたものと雰囲気が似ていたので、似たような審査を受けているのだろうと考えます。

前職では、資格試験ついて「訓練生に受験を勧めてはならないが推奨するように」と言われていました。国からの命令なので従っていましたが、まるで某首相の「募ってはいるが募集はしていない」のような意味不明さです。

訓練明示書を見ると、『福祉住環境コーディネーター2級・3級講座」という、資格取得向けのゴリゴリの講座名なのに、講座修了条件に資格取得は含まれていない。にもかかわらず資格取得の合格率はしっかり載せている、ということは、職業訓練と同様に「受験を勧めてはいけないが合格率を上げろ」という理不尽なプレッシャーにさらされていると予想。

国の審査が入る講座を存続させるためには実績がいります。キャリアアップ目的の講座ですから資格試験の合格率は大事でしょう。すると、合格率を上げるために、教材の質を上げて、しっかりフォローし、受講生が自ら試験を受けたくなるように仕向けなければならないので、おのずと質の高い講座になるはずなのです。

これらのことから、教育訓練給付金対象の講座は質が確保されていると判断します。

3級と2級を両方受けたほうがいい?

3級は一般人用(自分のため)、2級は業界人用(他人のため)といった雰囲気ですが、2級は3級を掘り下げた内容になっており、方向性は同じです。

ユーキャンの講座は3級・2級セットなのですが、教材は別れているので2級のテキストだけをすることも可能です。ただし、一般教育訓練給付金で受講する人は、全テキストの課題を提出しないといけないので、3級もやらないといけません。

ユーキャン_メインテキスト

3級からやった私が思うのは、無難に3級から進んでいく方が、急がば回れで、結果的に近道のような気がします。3級から勉強していって2級だけ受験するのもありですし。

ユーキャンの講座を受講している人は、3級と2級と両方受験する人が多いみたいですね。しかも、同一回に両方受けるW受験というやつです。それなりに高額の教材ですから3級のテキストを全くやらないというのはなんかもったいない気がしますし、やったからには受験もしておこうかな~みたいな。。。

私は、3級を先に受けて、家のIBT環境が大丈夫そうなのを確かめてから2級を受験しました。同一回に3級と2級の両方を申し込んで、失格で受験料を一気に失うのは痛いと思いまして。

同時に受けようが時期をずらして受けようが、総費用が変わるわけではないので、タイミングはお好みです。

資格に関しての注意

福祉住環境コーディネーターは、それだけで独立した職種ではなく、建築職や福祉職の人が知識を広げるための資格のようです。

福祉住環境コーディネーター(ウィキペディア)

ウィキペディアによると、資格単体の協会はなく、福祉用具専門相談員協会(一般社団法人)が検定試験合格者をFJC会員(福祉住環境コーディネーター検定試験合格者)として迎え入れているとのこと。建築職や福祉職、医療従事者、行政に携わる人のサブ資格という位置づけのようです。

ファイナンシャルプランナーや社会保険労務士や宅地建物取引士などとは違うので、就職につながる資格をと考えている人は注意が必要です。

受講および資格取得の意味はあるのか

業界未経験の人の就職活動の武器にはなりませんが、現在介護や福祉に携わる仕事をしている人にとっては、受講や資格取得は大いに意味があると思います。

また、日常生活に役に立つ講座として考えると、すでに親の介護に突入している人、これから親の介護に突入しそうな人にはとても良い内容です

例えば、親が認知症を発症すると、まずショックで途方に暮れます。とりあえず病院に連れて行ったりするわけですが、そこから何をしていいのかわからない。。。

この資格の勉強をすると、介護保険申請や障害者手帳申請について想像できるようになります。今はまだそこまで介護が必要でなくても、今後どういった症状が出てくるのか、どこへ介護保険の相談に行けばいいのか、どういう福祉用具があるのか、どういうリフォームが可能なのか、など幅広く知れるため、不安が軽減されます。

実際、父の障害者手帳の申請をしたときも、手続きは面倒くさかったですけど、なんとなく手順がわかっていたので、落ち着いていられました

私の場合は、介護に役立ちそうな知識を幅広く得ることが目的だったため、この講座を受講した意味は十分にあったと考えます。また、勉強するモチベーションを持ち続けるために、資格取得にも意味があったと思います。

ついでに言うと、教育訓練給付金を申請するときに、ハローワークで、取得した資格を書かされるので、その時に申し訳ない気分にならずに済みます(笑)

一般教育訓練給付金の申請

国の制度はとにかく期限厳守です。やらかしたら即アウトという心構えで臨みます。

まず、自分が給付金をもらえる対象かどうか確認してから受講を決めます。当たり前のことなのですが、ここでコケる人もけっこういるみたいです。受講が終わって、いざハローワークで申請しようとしたら、例えば、雇用保険がかかっている期間が足りなかったとか、無職になって1年過ぎてたとか。高額な講座で給付金を相当アテにしていたのにダメだった場合はショック大です。

以下、ユーキャンでの申請を中心に書きます。

受講を申し込む時には必ず「教育訓練給付金制度を利用する」で申し込みます。教材が届いたらすぐに指定された日までに本人確認の書類を返送します。ということは、受講が進んでしまってからの変更は困難と思われます。

受講開始して3ヶ月ぐらいすると、本人確認してくださいというお知らせメールがきますので、そこに書かれてある手順で本人確認を終えます。お知らせを見逃さないためにも、受講生サイト(学びプラス)への登録は必ずしておきます。ネットで確認できない場合は電話がかかってくるはずです。

受講標準期間内に必ずすべての課題を終えて修了します。修了条件は講座によって違いますが、私が受講した講座の修了条件は修了課題で7割以上正解でした。修了期限がありますので、郵送の場合は、再試験になっても間に合うぐらいの余裕を持って終わるようにします。

修了課題の合格が確認できたら、ユーキャンに申請書類依頼書を送ります。すると、ハローワークへ持って行く書類を用意して送ってきてくれます

修了日から1ヶ月以内にハローワークに行きます。しかし、標準受講期限日=修了日とは限りません。私がユーキャンからもらった書類では、修了課題の合格日が修了日になっていました。申請書類依頼書を送ってから書類が準備されるまでにも時間がかかりますので、書類が届いたのは修了日から2週間ほど経っていました。つまり、1ヶ月どころか2週間しかなかったのです。届いたらダッシュです。

申請期限が過ぎてしまってもなんとかなります。申請には修了日から2年という時効期限がありますので、なんとかなるはずです。(だったらなぜ1ヶ月以内に申請しろとか言うのだろう。。。という謎)

戻って来る金額が1万円ならまだ諦めもつきますが、30万の講座を受講して6万円戻してもらうつもりだった人は、もらえないとかなりショックですから、諦めないように。

なお、送られてきた書類の中に給付金支給申請書がありますが、わかる範囲で記入して行くと早いです。しかし、記入せずに持っていっても、ハローワークの人が教えてくれるので大丈夫です。書類書くの苦手な人は印鑑持っていってください。訂正印をいっぱい押すことになるかもしれませんから(←私です)

あと、ハローワークでも別の書類を書かされます。「私はちゃんと真面目に受講しました。不正なんかしていません」という申告書です。そこには、受講中に取得した資格を書く欄もあります。私は3級合格と2級予定を書くように言われました。1回も受験してなければ次の受験予定だけを書くことになると思います。書類的に空欄だと審査に通しにくいのかな。予定は嘘ではないですからね。

特に問題なければ、その場で審査が終わり、銀行口座へ振り込む手続きをしてもらえます。数日中に振り込まれます。

一般教育訓練給付金制度は、受講料の20%(上限10万円)戻ってくる制度なのですが、5万円ぐらいの講座であれば、還付は1万ぐらいなので、手続きが面倒で使わない人も多いと思います。しかし、何十万もするような高額な講座を受講する人は使わないともったいないです。

以上、ユーキャンの 『 福祉住環境コーディネーター 2級・3級講座』を無事に修了し、2級も3級も資格を取ることができて、教育訓練給付金ももらいましたという話を、2回に渡って書いてみました。

↓ 前回は、受講のいきさつ・教材・費用等について書いています。

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コメント (2)
  1. KYO より:

    どもですー。
    細かい説明ありがとうございます😄。
    とても分かりやすくて助かりました。
    とりあえず今は関係ないんですが、関係あるようになったら(それも切ないけど)
    また参考にさせて頂こうかと思います~😅

    1. ぞん より:

      KYOさん、どもー!
      一般教育訓練給付金は、「使ったら得します」と書いている記事はいっぱいあるけど、具体的な内容を見かけないな~と思ったので書いてみました。
      在職中だと雇用保険被保険者証がネックですね。被保険者証をもらうために会社に黙って受講できない。一方、失業1年以内の方が申請はしやすいけど、就職活動にならないから認定日に影響が出る可能性がある。それぞれハードルがありますが、わかっていれば調整はある程度できるはずなので、いつの日か使えそうだったらこのブログを思い出してください(^^)