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保険会社のドライブレコーダーをつけました

ドライブレコーダー

Last Updated on 2023年5月2日 by ぞん

ドライブレコーダーをつけてしまいました

本日はドライブレコーダーをつけた話を。

思えば半年前、自動車保険の更新の時に勢いでドライブレコーダーをつけたのでした。

「無職なのにさらに保険料を上げてどうするんだろう?」とも思ったのですが、「みんなドラレコつけてるっぽいからつけてみようかな」というノリでつけたのです。

取り付けた日から、何かネタになりそうなことが起こったらブログに書こうと思っていたのですが、特に何もないまま半年が経ちました(良いことですが)。

ちなみに私の運転ライフは、日常は往復4キロ圏内(10分程度)しか乗らないのに、年に3日ほどだけ往復100キロ(3時間程度)乗るという極端なものです。

例えるならば、普段数分の散歩しかしない人が、年に数回だけフルマラソンを走らされるような状態です。しかも、紀伊山地のほぼ山頂まで登らされます。もし私が車の立場だったら、途中で「もういや…しんどい…帰りたい…」と泣きます。

なんてことを書いていたら思い出しました。私が保険会社のドラレコをつけた理由に、山奥で谷へ落ちた時に救急車を呼んでもらえるのかな?という期待があったのでした。

がしかし、「もしやそんな山奥ではドラレコが通信不可なのでは?」と、今思いました。「そもそも、崖のところで転落したら、木にひっかかることもないので車ごと大破するし…」とも。

ガードレールもない険道で、過疎で人もおらず、落ちたら何日も発見されない可能性があるので、たとえ命が助からないとしても発見だけはして欲しいと思ったのですが、落ちてみないとわからないですね。。

山奥のことはさておき、ここ数年でドラレコをつけようと思った人の多くは「あおり運転対策」を理由にあげると思います。私もそうです。今まで煽られたことはないですが、煽られたらどうしようという思いはずっとありました。

正直、私の運転ライフで、絶対にドラレコ必要かと聞かれれば微妙なのですが、流行りに乗ってつけてしまいました。

東京海上日動のDAP特約です

ドライブレコーダー特約のある保険会社は、東京海上日動、損保ジャパン、三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保 です。代理店型の保険会社だけです(2023年時点)。

私はもともと東京海上日動なので、ドライブエージェントパーソナル(DAP)です。

「前方1カメラ型」と「2カメラ一体型」が提供されており、月額は650円と850円(2023年3月時点)です

私がとりつけたのは「2カメラ一体型」です。

保険代理店の担当者さんには「まぁ…側面と後方は気持ち程度しか映りませんけどね」と説明されましたが、何もないよりはいいだろうと思って2カメラにしました。

実は(というほどでもないですが)、うちの父親は、廃車にする前、「前方1カメラ型」をつけていました。ちょうどDAPが始まったばかりで、まだこのタイプしかなかったのです。高齢ということで担当者さんに勧められてつけたようです。私の担当者さんとは違う人だったので詳しいことはわかりませんが、基本、父は人の話を全く聞いていないので、適当に返事をしていたら丸め込まれてそうなったことは容易に想像つきます。

廃車にして端末を返却するとき、父は「金もったいないだけやったな」と言いましたが、何も活躍することがなかったのだからそれで良かったのです。

DAPの機能説明は、私がするよりも、東京海上日動のページを参照してもらう方が確実ですので、興味のある方はこちらをどうぞ。

東京海上日動トータルアシスト自動車保険ドライブエージェントパーソナル(DAP)特約

せっかくブログに書いているので、せめてエンジンスタート時とエンジンストップ時の写真ぐらい載せておこうと思います。

エンジンをスタートすると端末が起動します。保険会社のドラレコです感が全開です。

「東京海上日動」とでっかい字が出てきたあとに「テレマティクス端末ですよ」という注意が表示されます。要は、動画と音声は保険会社と情報共有されますよということです。そりゃそうです、保険会社の特約だもの。

起動は遅めで、20~30秒ぐらいかかります。時には画面が真っ暗なまま1分ぐらい待たされる時があり、壊れたのかと不安になります。

また、ソフトの更新が出て「はい」にすると3分以上待たされるので、急いでいる時は「いいえ」にして、時間がある時にします。

顔登録自動認証または登録名をタップしてドライバー識別をします。

顔登録をしてあれば自動で認証されることになっていますが、マスクやサングラスなどをしていると認識されないというか、してなくても認証されたためしはないです。おそらく3回ぐらいしか自動認証に成功したことがないです。明るさのせいのような気がします。ワゴンRスマイルは、他のトール型の軽よりも天井が低いので、太陽が上にあると、顔付近が暗いんだと思います。車のタイプによっては自動認証はあまり期待しない方がいいと思います。

顔登録もドライバー識別も必須ではありません。何も認識せずに走り出しても録画は開始されています。

ドライバー識別は、家族で車を共用していて、ユーザーを複数人登録していて、ユーザーごとに安全診断レポートを見たい時などに必要になります。

自分しかその車を運転しないとか、ユーザー別のレポートが必要なければ識別をしなくてもよいと思いますが、せっかく特約をつけているのだから、安全診断ぐらいしてもらわないと損だと思ってしまう私は貧乏人。

そうこうしていると安全メッセージの受信が始まります。

「天気が悪いです」とか「周囲をよく見ましょう」とか「ウィンカー早く出さないと追突されますよ」的なものです。地味に傷つくのは「最近は安全運転のようですね」です。「最近は」て、それまではいったい…

メッセージは受信中に「スキップ」できます。けっこう受信に時間かかるので、私はスキップすることが多いですが、そのまま走り出してしまうこともあるし。。。適当です。

ようやく前方が映し出されて発進準備完了です。

真面目に手順を踏んで待っていると、起動から走り出すまで1~2分ぐらいかかります。なかなかもどかしいです。

担当者さんがくれたステッカーをそのまま貼っています。

車は小さいのにステッカーがでかい?というより字がでかい? でもその割には地味で主張しない。たぶん黄色じゃないから。デザイン的には、悪くはないが微妙にダサい(笑)

後続の運転手に見てもらうわけですから右側が良さそうですが、写真でもわかる通り、ボディーの部分はエンブレムでごちゃごちゃしているので無理だなと。それに、なんとなくボディーに貼ると塗装が剥げそうでいやだなみたいな。。

結局、後部ガラスの右下にしました。単に自分の身長が低いので上に貼るのはしんどいなと。脱脂したりドライヤーで温めたり…などしていません。子どもがそこらへんにシールを貼るがごとくペタッと貼りました。

剥がれてきたら新しいの買って貼り替えればいいかなぐらいに思っています。半年経過して、洗車も何回かしましたけど、今のところ剥がれてくる様子はありません。

ステッカーのデザインにこだわりのある方は、別途で買いましょう。貼っていれば絶対に煽られないというわけではないですが、普通に考えて、完全に脳が壊れた人でなければ、ステッカーを見れば躊躇するはずです。

貼るタイプ、磁石タイプ、吸盤タイプ、横長、四角、日本語、英語、かわいい、オシャレ、大きい、小さい、反射する、きれいに剥がせるなど、色々あって選ぶのも一苦労なぐらい種類があります。それだけ貼る人が多いのでしょう。

エンジンをストップすると、全然疲れてなくても「お疲れさまでした」と言ってくれます。

駐車中監視のメッセージには、ほぼ毎回「いいえ」です。

駐車中監視を「はい」にすると、30分監視してもらえることになっているのですが、私のように短距離しか乗らない場合、常にバッテリー不足なので、スーパーの買い物で1回監視してもらって、その次の時に「はい」にすると、監視が途中で切れるか、「充電がないので駐車監視はできません」と即シャットダウンされるかです。

現時点(2023年)では、東京海上日動の駐車中監視は時間が短いので、もっと長時間監視してほしい人は、他の保険会社をあたるか、駐車中監視を重視する人は駐車中監視の機能が優れている市販のドラレコを探すことになるでしょう。

なお、CMの多さからも、各社がドラレコ特約に力を入れていることがうかがえるので、ドラレコの仕様については、今後も色々と変わってくるでしょう。各社競走であれこれ改良されていくのではないかと。

ダミーのドライブレコーダー

ソニー損保の「2022年 全国カーライフ実態調査」によると、ドライブレコーダーの搭載率は49.3%だそうです。

これだけ普及していると、お金はかけたくないけれど自分も何かそれらしき物をつけておこうと考える人が多くなるのも自然な流れです。

通常、後ろから煽られてからの、横へ行ったり前へ行ったりという流れになるので、偽物のドライブレコーダーでもかなり有効のようです。

ダミー・フェイクなどと表記されて売られていますが、写真だけ見たら本物みたいですね。。

百円ショップでちょっとオモチャっぽさの漂うダミーのドラレコを買い、よりリアルに見せるために配線を付け加えたり、赤いランプを光らせたり、器用に細工する人もいるようで。。。みなさん、マメですね。。

運転診断レポート

保険会社のドラレコといえば、安全運転支援機能運転診断が特徴的です。

安全運転支援機能とは、危険な運転をすると警告してくれる機能です。うるさいからと音声をオフにしている人も多いそうですが、私は初期設定のままなのでオンです。

カーナビからも色々と注意されるので、もはやどこから注意されているのかわかっていませんが。。

初めて車に乗り始めてから15年、「昭和の社用車か?」と言われるほど何もついていない車に乗っていたので、注意されても新鮮で喜んでしまう。

安全運転支援機能と連動して運転診断をしてくれるのですが、うちの父は毎年、保険の更新の時に「急発進、急ブレーキ、急ハンドル」と書かれたレポートを渡されていました。本人は「あんな小さい機械にワシの何がわかるんや」と、全く気にしてなかったですけど(笑)

親子だけあって、私も警告をされながら走行していますが、父と違うのは、私は自分の運転が下手であることを自覚していて、レポート結果を一応は気にしているところです。

走行中、ドラレコの画面にに警告音とともに絵が出ますが、すぐ消えるので、「なんやったんやろう?」で、その場は終わってしまいますけど。。

ドライブエージェントWEBアプリ

WEBアプリでは、契約者本人と共用者(本人含めて100人まで登録可能)の走行記録や安全診断結果を見ることができます。

PCでログインするとこんな雰囲気です。

期間設定6ヶ月で出力しました。ドラレコをつけて以降は、スーパーと役場と病院ぐらいしか行っていないのに、急操作が11回あります。何回かモニターに出た警告が目に入りましたが、11回もあったんですね。。

別に、どこかにぶつけそうになったとか、人とぶつかりそうになったとか、そういう記憶はないです。本人的には普通に走ったり止まったり曲がったりしているだけなので、単純に下手なだけですね。

思えば教習所でも、ブレーキが遅い!ハンドルの回し始めが遅い!と毎回怒られてました。動作開始が遅いので、自然に急ブレーキ・急ハンドルになるんでしょうね。

ちなみに、6ヶ月全体だと83点ですが、直近1ヶ月に限れば94点です。2月にもレポートを見たので、3月はそれが頭にあって慎重だったのかもしれません。

今後、山道を走行したらどうなるのか。。。無事に帰還できたら確認します。

ドライブレコーダーの取り付けについて

ドライブレコーダーの設置については、市販のであれ保険会社のであれ、「自分で取り付ける」もしくは「第三者に取り付けてもらう」ことになります。

保険会社のドラレコ特約では、オフィシャルサイトで取り付け方法の説明や動画が公開されていますので参考にします。

ドライブレコーダーの取り付け方法をご紹介!取り付け業者を紹介するサービスも!(東京海上日動)

車屋さんなど第三者に頼むと、取り付け費用を払わなければなりませんが、失敗して車の部品を壊すとかドラレコを壊すとかになるよりはいいので、自信のない人は頼む方がよいと思います。

なお、保険代理店の担当者さんが無料で手伝ってくれることがありますが、これはボランティア精神溢れる担当者さんの個人的サービスです。営業目的のためでもあると思いますが、正規の方法ではありませんので、手伝ってもらえなかったからといって文句を言ってはいけません。

市販のドラレコか保険会社のドラレコか

いざドライブレコーダーをつけるとなると、市販のドラレコを買うか保険会社のドラレコを借りるか迷う人は多いでしょう。

経済的なことを考えれば市販のドラレコ

自分の予算と用途に合わせて機種を自由に選択できます。買い切りなので余分なお金は不要です。動画だけあればあとは自分でなんとでもできるという人、何かと自由に設定したいという人なら、断然こちらがお得です。

保険会社のドラレコにする理由は通信機能

強めの衝撃があると、事故前後の動画が自動的に送信されて、コールセンターの人と通話できます。そして、救急や消防の手配もしてくれます。また、事故状況が共有されているので、その後の保険処理もスムーズになります…というのがウリです。

相手がいる事故の場合、ドラレコ映像があって明らかに向こうが悪くても、『動画を編集して捏造した』と言い張られることがあるそうですが、自動送信であれば捏造の疑いをかけられても保険会社が守ってくれるはずです。

もちろん、事故で自分が悪いこともあるわけですが、どうやって事故になったのかを説明できる自信が私にはありません。気が弱く声が小さいという自覚のある人は、必要以上に賠償させられることがないように防御は大切です。

ところで、自分が悪い場合には映像を隠したいという人には保険会社のドラレコは向いてないと言われますが、これは、相手の車にドラレコがついてなければ勝てるかもという感じでしょうか?ドラレコ搭載率が約50%の昨今、自分が隠しても相手のドラレコに映像が残っている可能性が高そうですけど。。それに、ドラレコつけてるのにその事故の時だけカメラ回ってなかったと言い張るのは不自然ですが。。

どちらを選ぶかは安心に対する価値観

営業担当の人に聞いてみたところ、保険会社のドラレコは、大きな衝撃があった時に映像が転送される仕組みになっているだけで、常に通信されているわけではないとのこと。通常の映像はSDに保存されつつ上書きされつつなので、残したい映像をロックすることもできるし、いらない映像を消すこともできるし、一般のドラレコと変わらないそうです。

事故った時の映像を残すのは、保険会社のドラレコでも市販のドラレコでも同じ役割ですから、保険会社のドラレコにする判断基準は、映像を残す以外の付加価値になるかと。

先にも書きましたが、事故時に自動で送信される方が動画の改ざんを疑われないとか、大事故で意識を失っても救助要請してくれるとか。

あと、DAPには、手動のSOS機能もあって、運転中のトラブル(急病やあおり運転など)の時に、自ら本体の赤いボタンを4回以上連続で押すとオペレーターにつながるとか。

保険会社が自慢しているほど事故処理がスムーズにいくのかは、実際に事故ってみないとわからないですけど、おそらく事故ったらパニックになるであろう小心者の私としては、何も対策していないよりは安心感があります。

2年もすれば、月額が塵も積もって買い切り額を超えますので、その後もずっとかかり続ける月額料を、安心料としては安いと考えるのか、何も起こらなければもったいないと考えるのかは、その人の価値観によります。

結局のところ、市販は安く済む・保険会社は割高になる、という単純な理由だけでは決められません。自分の安心感が大事です。

一般のドラレコでも十分に安心感が得られる人は保険会社のドラレコにする必要は全くないですし、保険会社のドラレコの付加価値を魅力的に感じるならそちらを優先する方が安心感が得られるでしょう。

どちらを選ぶにせよ、自分が安心できて、自分が損してる感がなければそれでよいと思います。

車内録画が嫌なら前方1カメラで

車内録画が嫌すぎて耐えられないという人は、前方1カメラ型にしましょう

あおり運転対策としては車内映像もあった方がいいのでしょうけど、いやいやだとストレスが溜まります。

本来、車は究極のプライベート空間なので、常に誰かに覗かれているようで気持ち悪い、常に見張られている気がして落ち着かないと思うのは普通の感覚だと思います。

一般的には車内も録画できるタイプが推奨されていますが、プライバシーが気になるなら無理して2カメラ一体型にする必要はないでしょう。あおり運転が気になるならリアカメラをつけるという手もあるのですから。

あと、他人をよく乗せる人は、録画されていることを言わないと嫌われそうですし、気を使いますよね。。

私はもう2カメラ一体型に慣れました

通常、停車中は前方しかモニター画面に映っていないし、走行中は画面が真っ黒なので、2カメラであることを忘れてしまっています。

知人がつけている市販のドラレコは走行中の画像オンオフは設定で変えられると言っていましたが、保険会社の端末は走行中に端末操作ができない仕様になっているようです。

ですので、停車中しか操作はできませんが、映像を再生すると、発進する時には「レッツゴー」と言い、ハンドルを回す時には「よっこいしょーいち」と言い、車庫入れで毎回のように「ヤッタ!入った!」と喜んでいる自分が映っているのが確認できます。。

今のところは、運転ヘタクソ感あふれる車外動画と、独り言と鼻歌がひたすら恥ずかしいだけの車内動画しかないですが、私は気にならないです。どうせ上書きされていくものだし。

それにしても、ドライブレコーダーなんて高級車に乗っている人がつけるもので、自分には関係ないと思っていたのですが、まさか自分の軽自動車につけることになろうとは…なんだかいやな世の中ですね。。。