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よくわかるMicrosoft Access 2019基礎 [ 富士通エフ・オー・エム株式会社 (FOM出版) ] 価格:2,200円 |
※ 私の個人的な一覧表です。
対象者レベル | 初級者, 中級者 |
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分野 | Office系 |
難易度 | (3 / 5) |
所要時間 | 6時間 |
鉄板の「FOM緑本シリーズ」。大きな文字と大きな操作画面写真が特徴。がしかし、さすがに、データベースともなると、テーブルが大きかったり、Accessの操作画面全体を載せる必要があるため、WordやExcelやPowerPointの同シリーズ本に比べると、図が小さく感じると思いますが、Accessというソフトは、一般的に、初心者が使うソフトではないので、気にならないと思います。
A4サイズという本の大きさを生かし、入力すべき箇所は別途で大きく書き出してあり、見やすいです。また、ページ数が多い(279ページ)ですが、本がパタンと閉じませんので、学習しやすいです。
注意点としましては、これだけでAccessがバリバリ使えるようにはなりません。これは、この本のせいではなく、Accessがそういうものだからです。Accessは、操作をする前にデータベース構築の知識が必要です。そのため、本の第1章・2章でデータベースについての説明があるわけですが、実際にAccessを触ってみないと、読んだだけではピンとこないと思います。
操作内容については、「とことん基本に絞る」という、この緑本シリーズのブレない姿勢により、オブジェクトの作成方法は1~2種類に絞られ、細かい設定はなく、派手なアクションクエリもなく、小難しい関数もなく、マクロやモジュールの説明も一切ないです。それでも、立派な整ったシステムが出来上がるので達成感はあります。
Accessは、他のOfficeソフトに比べて挫折する人が多く、使える人が少ないと言われています。使えている人のほとんどは「実践による独学」とも言われています。つまり、本の学習だけで使えるようになるのは難しいということです。したがって、この本を「自分がAccessを触れるかどうかを確かめる」ための本だと考え、ある程度理解できるようなら、その先勉強を続けるかどうかを考えるとよいと思います。逆に言うと、「この本の通りにすら操作できないのなら、Accessは向いてないかも…」というぐらい基礎的な本です。
物足りない方は、『よくわかるAccess2019応用』もあります。こちらは関数やアクションクエリがあります。