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先の記事で、 Word でラベルを作成しようとしたら品番がなかったので自分で作成したということをチラッと書きましたが、先の記事はラミネートがメインでしたので、今回は ラベル作成 についてです。
ラベルを作成できなければ、ラミネートもへったくれもありませんから、 ラベル作成についても書いておこうと思います。
Wordの差し込み印刷をしたことがない人もいると思うので、補足説明をしておきます。
差し込み印刷とは、名簿などから住所や名前を順に読み込んで連続で印刷する方法です。一般のビジネス文書の場合もありますし、ラベルであれば、DMに貼られている住所シールなどです。
差し込まないラベル印刷とは、同じデザインのものを大量に印刷する場合に行います。 子どもの持ち物に貼るシールや、名刺などです。
Wordで通常のページ設定をしてから表を挿入します。
差し込まないラベル印刷で、ラベルとラベルの間に隙間がないシンプルなタイプの用紙の場合は、自分で表を挿入するのもありです。
設定の数値は、袋に書かれていることもありますが、中に入っている試し刷り用紙などに、書かれてあることが多いです。
「レイアウト」タブより、「ページ設定」のダイアログボックスを開き、「余白」と「文字数と行数」 を設定します。(文字数と行数は任意ですが、多めに設定しておくほうがよいと思います)
A-ONEキャッシュカードサイズ(ラミネート用)の設定値
上:34.5、左:9、 右:9、下:0、行数:52(任意)
※ 試し刷りをしてみて、ズレが出る場合は、設定値を微調整します。
設定完了時に、「一部の余白が印刷可能なページ範囲の外に設定されています。余白を印刷可能な範囲に移動してください」というメッセージが出たら、「無視」のボタンをクリックしてください。(余白を0にしているためエラーメッセージが出ますが、「修正」ボタンを押さないように!)
表を挿入し、編集します
※ Wordのバージョンが低い場合、表全体が左方向へ1ミリほどズレた状態になりますので、表全部選択ハンドルで表全体を選択した状態で「ホーム」タブの「中央揃え」をクリックし、表を用紙の真ん中に寄せます。
これから先も、同じ用紙を使うかもしれないのであれば、新しいラベルを作成しておくと便利です。一度作成しておけば、今後、差し込み印刷でも、差し込まない印刷でも使えます。
今回は差し込まないですが、差し込まなくても「差し込み文書」タブを使います。(紛らわしい…)
※ Wordのバージョンに関係なく、表は用紙の真ん中に収まりますので、表の位置を調整する必要はありません。
あとは、ラベルのマス目に文字を入れたり画像を入れたりして完成です。
エーワンの「ラベル屋さん」のが簡単じゃね?
だよね~(笑)
こんばんや。
用紙が欠番してない場合のWord動作はどんなんなのかなぁ?と、ちと思いました。
や、あくまでも好奇心ですが😅
KYOさん、こんばんわ!
記事中ですと、「ラベル用紙の出し方:方法②」の手順の4番目、「新しいラベル」を押すとなっているところがありますが、品番がある場合は押す必要ありません。
説明用の写真の④のところを見てもらうと、ちょうどそのあたりにラベル製造元と、製品番号が、写っております。
ラベル製造元(A-ONEとかKOKUYOとか)をプルダウンして選ぶと、そのメーカーの製品番号が出ますので、購入した用紙の品番をクリックして「OK」ボタンを押すと、⑩の画面になりますので「新規文書」をクリックします。
すると、その品番に合わせた表が挿入されます。
速攻解説、ありがとうございますー。
途中のどこかに行き着くんだろうなぉと思いつつも、いやいや全然違うかもとも思ったりして。
なるほどねぇ、という感じです。
やはりニーズがいっぱいあったんだろうなぁと思う様な仕様ですねぇ。
品番さえあれば、表の挿入そのものは簡単なのです。
ただし、そのあとの作成に関しては、Wordに慣れていなければ、ラベル屋さんの方が易しいのではないかと思います。
とはいえ、他社の用紙を使うことも多いという人は、Wordを覚えておくと汎用的でいいかなと思います。
けっこうな数のメーカーの用紙が登録されているところを見ると、ニーズはあるんだと思います。