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台所の排水ホースを交換しました

台所の水漏れで排水ホース交換

台所で水漏れ発生!

今回は、台所の排水ホースを交換した話です。

台所で洗い物をしていた母が「水が流れない」と言うので、見に行ってシンク下の扉を開けたら、水浸しでビビりました。

水が流れなかった直接の原因は、パイプがヘドロで詰まってたという、ありがちなパターンだったのですが、シンクに上がってくるだけでなく、下が水浸しってどういうこと?

パッと見は、ホースが外れているとか破れているようには見えません。ですが、水を流すとボタボタ垂れてくるので、タオル巻いたりボウル置いたりしてしのぐことに。

流し台の床板とのその下の家の床がどうなっているのか、見たことがなかったので、丸いプレートを外して覗いてみました。防臭エンドがありましたが、ほとんど無意味だったというか…気温が高い日の臭いの原因はこれだったか…

写真では丸いプレートを外しているので下水管に覆いかぶさっていますが、実際に丸いプレートがはめられた状態ではほとんど覆いかぶさっていなかったようです。

防臭エンドがかぶっていなかった理由はホースの挿入角度と防臭エンドの位置です。下記で画伯の絵が出てきますので、それでご確認ください。

三角パッキンを買ってきました

排水トラップの下から漏れていたので、継ぎ目のゴムパッキンだろうなと思い、三角パッキンを買ってきました。

原因がパッキンであれば、これでいけるはずだったんですけど、

水漏れ止まらず、なんてこったい!

何かがおかしいぞと、もう一度よく見てみると、

「パッキンじゃなくて、ホースでは?」

築30年ほどの我が家、母に聞いたところ、ホースを交換したことがないというので、これはホースだなと。ヘドロを拭いてよくよく見ると、ホースの入り口にスジがあります。これは傷ではなくひび割れでしょう。

正確には、ホースではなく、ホースに取り付けられた先端部品のひび割れで、ここから水が外に出てホースをつたって漏れているようです。

排水ホースと排水トラップを接続するナットが別々のタイプだったので、そこから漏れていると思い込んでいましたが違いました。(パッキン代とガソリン代が無駄に…)

排水ホースを買ってきました

呼び径が合えば合えばどこのメーカーの排水ホースでもいけるはずなので、気を取り直して再びホームセンターへ。

とりあえず、うちで必要だったのは、排水ホース、オーリング、防臭エンド です。

メーカーによって、平パッキンが装着済みのホースもありますので、その場合はオーリングは不要です。また、オーリングの代わりにシールテープでもいいと思いますが、テープを上手く巻ける自信のない方はオーリングの方が簡単です。

防臭エンドを取り付ける時は、ホースの先端を切ってください。先端カバーがついたままだと通りません。(力ずくで通せる可能性もゼロではないですが、無理は禁物)

もし、排水栓トラップも交換するのであれば、排水栓トラップ、排水栓スパナ も必要です。

腕力があればスパナがなくてもいけそうですが、多くの人が買っているところを見ると、スパナがあるのとないのとでは作業のラクさが大きく違うと思われますので、ちょっと値段が高いですが、私なら買います。

今回は、排水トラップは水漏れしておらず、防臭エンドは元のを洗って使い回しましたので、私が購入したのはホースとオーリングだけです。

なお、購入の際の注意事項としては、排水トラップにせよホースにせよ、種類と大きさを確認して購入することです。

排水トラップの大きさが決まれば排水口の径も決まりますので、それに合わせてホースを買います。ホースの長さは、長すぎれば切ればいいだけですが、短すぎるとショックです。

あと、(今回私が購入したような)ホースとナットが一体化したタイプの場合、取り付ける時にホースごとグルグル回さないといけないので、購入する前に排水トラップ周辺のスペースを確認してください。もしホースを回せるだけのスペースがない場合は、ホースは回さずにナットだけ回すタイプを購入する必要があります。

ホースの呼び径は基本40だと思いますが、排水トラップの排水口径が50のタイプと40のタイプがあるので、ナットのサイズの確認が必要です。

SANEIのホースは、ナット部分が40径のホースと50径のホースが別売りなので、必ず排水トラップの排水口径の確認が必要です。間違えてナット40径のホースを買った場合は、50径に変換するアダプターを追加で買えば対応できますが、逆はおそらく無理です。

わからない人は、両径に対応した カクダイ のホースを購入するとよいでしょう。要は、40径のナットがついたホースに50径の変換アダプターが付属している商品です。もし自分の家の排水トラップが40径だった場合、50径のアダプターは無駄になりますけど、そこは仕方ないということで。

ネットであれば確認してから注文すればいいのですが、確認せずにホームセンターの実店舗へ行って両径対応のホースが売られてなかった場合、確認しに家に戻るか、一か八かでどちらかを買うか、両方買うか…となってしまいます。

ちなみに、私が行ったホームセンターでは、SANEIのホースしかありませんでした。注文すれば他社のホースも取りよせてくれるでしょうけど、だったらネットで買いますという(笑)

排水ホースを交換しました

そもそもなのですが、「排水トラップと下水管が遠くない?」「こんな斜めにホースをつっこむしかない状況で防臭エンドが床に平行になるわけないし。臭気ダダ漏れやし」「ホースを通す床の穴と下水管の位置もズレすぎでは?」「もともとホース短くない?」とか、色々と疑問が沸いてきました。。。

交換前の元々の状態が、ホースの長さにゆとりがあったのに縮んで短くなって急勾配になってしまったのか、最初から急勾配で設置されていたのか。。。私が親と住み始めた15年前に、いったいホースがどうだったのか、全く記憶がありません。

よって、正解がわからないまま、とりあえずこんな感じで。

排水ホース交換

交換前は、排水栓の口からいきなりホースが斜めに下がっていましたが、交換後は少しホースが降りてから斜めに下がる感じにしています。

比較写真を撮ってなかったので、絵です。

排水ホース交換前
排水ホース交換後

排水ということを考えれば、勾配は急な方がいいのでしょうけど、交換前のホースのひび割れを見ると、ホースを引っ張られすぎたから割れたようにも見えたので、少し余裕を持たせてみました。

取り外した排水ホースはガチガチです。入口付近にヒビ割れが見えます。そして大量のヘドロが詰まっていました(汚い!)

ちなみにこれは、母が「どれぐらい汚いか見てみたい」と言って、ワクワクしながら庭に持っていって、ヘドロを掻き出した結果です。

今回の水漏れ原因と今後の対策

母が今までどれぐらいの頻度でホースの掃除をしていたのか知りませんが、ここ1年ぐらいは、水の抜けが悪くなると、私がオキシクリーン液を流していました。それで流れがよくなって使えていたので、あまり気にしていませんでした。

オキシ液でそれなりに流れが良くなりつつも、ヘドロが順調に蓄積されていたのでしょう。ホースが弱っているところに、ヘドロが詰まって水が溜まってを繰り返しているうちに、ついにホースに限界が

きっとホースの亀裂もずっと前からあって、徐々に悪化していったのでしょう。シンクの下で、水が少し染み出ては乾き、染み出ては乾きを繰り返していたのだと思われます。

今後の対策としては、「マメに掃除する」「3年ごとぐらいにホースを取り替える」

どうやら、週一で洗浄剤を流すぐらいの気合がないとダメらしい。

住宅関係のどのサイトを見ても、「排水ホースは定期的に交換しましょう」と書いてありました。そんなに交換しないといけないものだったのですね…

30年もホースを交換してないとか、ふざけすぎていました。。

普通に料理する人で、蛇腹の排水ホースを5年以上交換していないなら、ティッシュやキッチンペーパーを排水トラップやホースに当てて、水漏れチェックしてみた方がいいでしょう。

強制的に間取りを変更したような無理くりでない限り、ほとんどは、ホースの長さは70cmや1mで足りると思いますので、自分で交換すれば1000円ぐらいです

10年以上交換していないホースなら、掃除するよりもホースを交換した方がよいでしょう。うちみたいに水浸しになってからでは手遅れです。

以上、今回は、台所の排水ホースを交換した話でした。

コメント (2)
  1. KYO より:

    自分の家には10年住まず(おまけにほぼ外食だったし)、その後は転居生活なので、もちろん一度もそんなこと考えたことがありませんでした。
    ありがとうございます。
    自宅を他人に貸してはや十年ほど経っていることを思うと、そろそろ交換時期な気がしますが、はてさて(^◇^;)

    1. ぞん より:

      KYOさん、引っ越しお疲れさまです!
      洗面所と違い、台所は使わない人はほんと使わないし、利用状況によってホースの傷み具合も全然違うでしょうね~。
      水漏れで家の方がやられたら修理代が大変ですから、そうなる前に水の流れとかホースの弾力性とか確認した方が良さげですね。ホース交換だけなら安いですから(^^)