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放送大学エキスパートの認証状が届きました

放送大学エキスパート

認証状一式が届きました

8月に、放送大学エキスパートを申請したのですが、投函して2ヶ月で届きました。申請手続きの手引書に書かれていた予定通りでした。

関連記事:放送大学エキスパートを申請しました

簡易書留で届きます。

  • 賞状立て(折れ防止用の厚紙)
  • カード入れ(傷防止用の紙の入れ物)
  • 送付状(認証状等の送付について)
  • 認証状(臨床心理学基礎)
  • 科目群履修証明書(履修済み科目一覧)
  • 放送大学科目群履修証明カード(プラスチックのカード)
認証状在中封筒
台紙と送付状
認証状と証明書とカード

履修済み科目一覧

取得までに、「心理学基礎プラン」(2年)と「臨床心理学基礎プラン」(2年)で、合計4年かかりました。

心理学基礎プラン

※ 臨床心理学基礎プランの選択科目も兼ねる

心理学概論(’12)
教育心理学概論(’ 14)
心理学研究法(’ 14)
心理統計法(’ 17)
発達心理学概論(’ 11)
錯覚の科学(’ 14)
認知心理学(’ 13)
認知神経科学(’ 12)
比較行動学(’ 11)
乳幼児心理学(’ 16)
心理学史(’ 10)

合計 165 時間( 22 单位)
◎ 必修科目 15 時間( 2 单位)
○ 選択必修科目 60 時間( 8 单位)

臨床心理学基礎プラン

※ 心理学基礎プランで履修済みの選択科目を除く

心理臨床の基礎(’ 14)
心理カウンセリング序説(’ 15)
人格心理学(’ 15)
思春期·青年期の心理臨床(’ 13)
精神分析とユング心理学(’ 17)
認知行動療法 (’ 14)
心理臨床とイメージ(’ 16)
乳幼児・児童の心理臨床 (’ 17)
中高年の心理臨床(’ 14)
心理臨床と身体の病(’ 16)

合計 150 時間( 20 单位)
◎ 必修科目 30 時間( 4 单位)
○ 選択必修科目 120 時間( 16 单位)

取得費用

安いことがウリの放送大学ですが、ちりも積もればでけっこうな金額に(わおっ!)

  • 授業料:¥231,000(¥11,000×21科目)
  • 申請料:¥3,400(¥1,700×2回)

 合計:¥234,400

※その他、単位認定試験を受けに行くために、交通費が5万円ぐらいかかっています。

なるべく同じ試験日の科目を履修するように心がけてはいたのですが、履修登録には、「○○を履修済みであることが望ましい」や「○○をあわせて履修することが望ましい」といった、「推奨される順番の縛り」もあり、うまく試験の時間割に合いませんでした。ときには、「1教科×3日」という、時間とお金のムダがすごかったことも。。。

学習センターまで1時間以上かかるような地域に住んでいる人は、電車代・バス代や、自家用車のガソリン代がかさみます。
私が所属する学習センターでは、車は禁止ですが、多くの人が車で来ています。おそらく、駐車場が満杯の場合は、コインパーキング代も必要なのではないかと思います。
最寄りのバス停で乗り降りしている人をほとんど見かけませんので、地方では、私のように「電車とバスを乗り継いで行く」という人間の方が珍しいのではないでしょうか。

資格の使い道

私自身には、この2つの資格の使い道は、特にはありません。

医療や福祉の仕事をしているわけでもなく、相談員などをやっているわけでもなく、会社員だからです。また、人生も半分以上過ぎた年齢で、大金をつぎ込んで臨床心理士や公認心理士を目指すのは、現実的ではありません。

認定心理士その他の心理士なら目指せるかもしれませんが、心理学の知識を持っていることと、実際に人に寄り添えることとは別だと思います

長年生きてきて思うのは、本当に人に優しい人は生まれながらに根っこから優しいです。私は「優しそう」とはよく言われますが、実際には無神経で、失言暴言が多く、人に接する職業には向いていません

今どきであれば、デザイン業界やマーケティング業界などでも人間の心理の知識は必要ですが、そもそも理系ではないのでそんな職業には就けません。

よって、私が職業的に心理学の資格を生かせることはないでしょう。

とはいえ、「資格として使い道がない=役に立たない」というわけではないと思います。人間に「心」はつきものですから、日常的に人と接する限りは、自分の心を守るなど何らかの役に立つはずです。

証明書一式は、心理学を勉強した「証」として、大事にしようと思います。

人に聞かれたときの対応

放送大学の学生であることを職場の人に内緒にしているという方はたくさんいると思いますが、嘘をつくのがド下手である私は、会社を休んでまで単位認定試験を受けに行くのに、職場の人に内緒にするということはできませんでした。

すると、どうしても質問されてしまいます、「それって何の役に立つの?」と。
「仕事で人と接する時の参考に」や「理不尽な他人から自分のメンタルヘルスを守るため」などと答えてみるのですが、「それだけのために?これだけの時間とお金をかけて?」というさらなる質問に対する適切な返しが思いつきません。

医療や福祉などの仕事に関わっている人であれば、心理学の必要性もある程度は理解しており、好意的にみてくれると思いますが、

多くの一般人にとって、心理学のイメージは…

  1. 心理テスト」(面白クイズ。お気軽)
  2. 人の心を読み、人を操る」(うさんくさい。怖い)

どちらも実際には全く違います。

①は「Aを選んだあなたは~」のような占いっぽい感じから、②は「メンタリスト●●」のような感じからだと思います。

①はまだいいのですが、②のイメージを持っている人に自分が心理学の勉強をしていることを言うと、引かれます。よって、自分からは言わない方が無難でしょう。

何かの話の流れでつい言ってしまい、「なんのために心理学なんて勉強してるの?」と、侮蔑の眼差しで質問されたら、「なんとなく。好奇心で。趣味で」などと言って流しましょう。


心理学を学んだ人なら、全く違う考えの人の考え方を変えたり、その人を説得したりすることなどできないことは容易にわかるはずですので、「まぁ、普通はそう思うよね~」と、笑顔で返しておきます。

逆に、「私も実は心理学に興味あって。。。」などと言われたら、押しつけがましくならないように説明します。なぜなら、熱く説明すると、うさん臭さが漂うからです(笑)

コメント (2)
  1. KYO より:

    こんにちは〜☺️
    値段だけ見ると運転免許並のお金が掛かったんですね。すごー。
    心理学の件、周囲にいる「心理学を勉強した」と言っている人達のことを思い返すにあたり、何というか、しみじみ、なるほどーと思いました😅
    まあでも、趣味講座やセミナーとかではなく、大学の授業である、と考えると、やや理系よりですし、それほど違和感はないのかなーとも思えますが、如何なものでしょうか?

    1. ぞん より:

      KYOさん、こんにちは(^^)
      そうなんです。これ、最初に「一括で」って言われたら、「やめとこ」と思う値段ですよね。ローンの恐ろしさを感じさせます(ローンじゃないけど)。
      そうですね、理系寄りな教科もありました。心理統計法とか認知神経科学とか。苦労しました。。。
      そもそも、臨床心理士が国家資格でないことが、あやしい資格商法の講座やセミナーの乱立を招いて、悪いイメージが広がっていった感じですね。
      心理学を学んだ人が皆、臨床心理士や公認心理士になるわけではないので、「大学名の入った認証状」というのは、「資格商法の心理カウンセラー講座の修了証」とは違うということを他人に説明するにはいいんじゃないかなと思います。