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ユーキャン『認知症介助士講座』を修了

認知症介助士講座ユーキャン

認知症介助士の資格を取りました

ユーキャンの「認知症介助士講座」を受講し、認定状をもらいました。

資格の認定団体は、公益財団法人日本ケアフィット共育機構です。

ユーキャンは、機構と提携して「認知症介助士講座」を提供しています。機構に監修を受けた認定講座なので、在宅受験で資格を取得することができるのです。

内容的には、3ヶ月前まで受講していた「福祉住環境コーディネーター2級・3級講座」の内容の一部が、今回の講座と内容がかぶっていたため、ラクでした。

違いは、「認知症介助士講座」の方が認知症によりフォーカスしているので、薬のことや、認知症の人と接する時の態度など、細かく説明されているところです。人と接するという点においては、こちらの講座の方が実践的です。

資格を取得する方法4つ

会場セミナー・試験セット日本ケアフィット共育機構
オンラインセミナー + 指定日に共育センター集合試験(マークシート)もしくは 個人受験(CBTまたはIBT)日本ケアフィット共育機構
公認テキストと試験問題集を購入 + 個人受験(CBTまたはIBT)独学
機構認定の認知症介助士講座・ 在宅受験(マークシート)セットユーキャン

CBTやIBTは、受験者登録をしたり試験会場を予約したり自宅環境を整えたり何かと面倒です。日程調整や交通費のことも考えると、ユーキャンの講座が一番手っ取り早いのは確かです。

教材

メイン教材は少ないです。薄いテキストが2冊という、あまりの少なさに目がテンに(笑)

ユーキャン認知症介助士講座の教材

見た目はメイン教材より、サブ教材の方が豪華です!

写真に写っている「認知症予防アイデア100」「認知症予防レシピ30」以外に、「認知症予防手帳作成ナビ」「ポケットカロリー」もついています。

詳しくは、ユーキャンのサイトの教材紹介をどうぞ。

教材・テキスト(認知症介助士講座)

既に介護に突入している人でも安心

家族の予防や職場での応対のために受講するのは鉄板ですが、すでに家族が認知症を発症してしまったという人にもオススメです。

というのも、自分の家族がハチャメチャなときに、厚いテキストが何冊も届くような講座は精神的にきついからです。薄いテキストが2冊なら気軽に取り組めます

テキストの薄さとは裏腹に、中身は濃くて充実しています。内容が普段の生活に密着しており、すぐに実践で役立ちそうなため、あまり勉強という感じがしません。

また、テキストの内容が身近なので、すんなり記憶に残り、血眼で試験対策をせずとも、よほどのことがない限り検定試験に不合格になることはないです。ちなみに合格率は9割以上です(日本ケアフィット共育機構の発表)。そんな全プレの資格であっても、合格すると嬉しく、もらった認定状を見ると自信になります。

ユーキャンの認知症介助士講座は、すでに6万人以上受講しているらしいのですが、日本の高齢化社会を考えると納得です。この講座の内容が一般常識レベルになるといいのにと思うぐらいです。

認知症の人との接し方に不安がある人もない人も、受講すれば何らかの気づきがあるはずです。

認定状その他

せっかく受講したのですから、しっかりもらいました。

認知症介助士認定状

ユーキャンから郵送されてきた紙の認定状には ” U-CANの「認知症介助士講座」”という文言が入っており、再発行の問い合わせ先はユーキャンです。

認知症介助士セミナーのお知らせ

郵送されてきた封筒の中に、機構からのセミナー受講のお誘いと申込書が入っていました。

もし受講するとしたら、セミナーは講習4時間+試験で、ユーキャン合格者は試験免除なので、受講料が割引になるようです。

家で介護している一般人でも受講できますが、主には介護系や接客の仕事に就いている人のための実践セミナーといったところでしょうか。

合格者グッズ

郵送されてきた封筒の中に、合格者グッズの申込書も入っていました。

ユーキャンで取得した場合、認定状はユーキャンが窓口で、グッズは機構に申し込むというかたちになります。

セミナー予約も試験の申込も合格グッズの購入もネットでできるので、ネットが使える人は申込用紙を使う必要はなさそうです。

今のところ私に関係ありそうなのは、合格者グッズでしょうか。

認知症介助士関連商品(取得者の方向け)

プラスチックカードぐらいは記念に申し込んでもよさそうですが、けっこう高いですね。。。

認定証プラスチックカード、バッジ、POPスタンド。。。まるでいっぱしの士業みたいですけども。。。1ヶ月で取れる民間資格です。

標準学習期間が長くない?

「福祉住環境コーディネーター2級・3級講座」は、標準学習期間6ヶ月で、サボったら間に合わないという、かつかつのスケジュールでした。

「認知症介助士講座」のメイン教材の分量は、「福祉住環境コーディネーター講座」の7分の1です。なので、標準学習期間3ヶ月はサービスしすぎです。1ヶ月で可能、2ヶ月あれば十分です。

両講座のテキストの総ページ数と学習時間の内訳をアップしていますので、よければご覧ください。

017『認知症介助士講座』【U-CAN】

016『福祉住環境コーディネーター2級・3級講座』【U-CAN】

どうやら、「福祉住環境コーディネーター講座」の6ヶ月が余裕なさすぎで、「認知症介助士講座」の3ヶ月が余裕ありすぎですね。

福祉住環境コーディネーターは、教育訓練給付金対象講座でかなり分量も多いので、認知症の家族がいる方で対応に困っているという方には、量が少なく学習しやすい「認知症介助士講座」の方を勧めます

受講料が高くない?

公益財団法人日本ケアフィット共育機構が主催するセミナーで資格を取る場合、受講料+公認テキスト(必須)+問題集(任意)で1万9800円~2万2千円ほどかかります。さらに会場に行く交通費も必要です。

それに合わせて、ユーキャンの講座も同等の値段に設定してあると思われます。在宅受験という利便性と合格のしやすさ、豪華なサブ教材を加えて、少し高めの値段であるのは妥当でしょう。

しかし、単純に通信講座として考えた場合、「1か月で2万9000円は高い」と感じますし、仕事や家事や子育てや介護の合間に勉強することを考えると「1か月では期間が短い」と感じます。よって3ヶ月にしたのではと予想します。

メイン教材の分量が、福祉住環境コーディネーター講座の7分の1なのに、片や4万9000円で片や2万9000円ですから、「このバランスの悪い値段設定と学習期間設定はなぜ?」と疑問に思ってしまいますが、機構主催のセミナーの金額や、在宅受験で確実に資格が取れることを考えると、致し方ない値段といえます。

とっても大切な注意

この講座は、「添削課題の解答を、郵送マークシートかWebのいずれか」、「検定試験の解答を、郵送マークシートのみ」で提出することになっています。

添削課題の未提出、添削課題の二重提出、添削課題と検定試験のマークシート用紙の取り違えにはくれぐれも注意してください。

必ず先に添削課題を提出します。Webで提出した場合は添削課題のマークシート用紙が余るので、次の検定試験の提出の時に間違って使わないように気をつけてください。添削課題と検定試験の問題数が同じのため、用紙に書かれている表題(添削課題・検定試験)を見落とすと、用紙間違いに気づくすべがありません。

受講ガイドに書かれてある注意に従って提出しなければ、認定状がもらえません。講座のヘルプによると、機構が監修している講座なので、機構との取り決めにより、ユーキャンはどうすることもできないそうです。よって、救済措置はありません

家庭用の受講であれば認定状がなくても困りはしませんが、仕事用で資格証明が欲しければCBTやIBTで受けなければならず、さらに費用がかさんでしまいます。

せっかく、ちょっとお高い値段を出してユーキャンにするのなら、在宅受験を無駄にしないようにしましょう。それさえ気をつければ、ほぼ間違いなく資格が取れるのですから。

以上、ユーキャンの『認知症介助士講座』を修了し、検定試験に合格して認定状をもらった話でした。

コメント (2)
  1. KYO より:

    悩んでる人の背中を押しそうな、試験を受けてみたい人にとっては、とてもとても有益な情報ですね(^-^)

    1. ぞん より:

      KYOさん、ありがとうございます!
      認知症介助士という資格名だけ見ると国家資格っぽいですから。難関資格だと勘違いして悩んでいる人がいたら時間もったいないので。悩んでる間に取得できますよと(笑)