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ずっと背の低い軽自動車に乗っていたのですが、買い替えにあたり、血迷ってトール型の軽自動車を買ってしまったところ、後部座席のシートベルトが遠いです。
よく見ると、備え付けのひっかけがついていて、どうやらこれにひっかけておけば、手を伸ばせば取れるでしょ?ということらしい
がしかし、うちの両親は2人とも身長が146cmしかない。さらに言うなら、父は手足が短すぎる。
通常、人が車に乗ってシートベルトをしようとした時は、すでに座っている状態でしょう。座った状態でベルトまで、腕が長い母がギリギリ届き、腕が短い父は届かない。私は五十肩で腕が上がらないので届かない。
私は運転手なので、届かなくてもいいのですが、両親は届かないと面倒です。私が手伝ってあげるとしても、すでに親が座っている状態だと、奥からベルトを引っ張ってくるのはつらい。
両親を乗せる時だけでも、なんとかシートベルトに手が届くようにできないものかと考えた結果、こうなりました。
使ったのは、ヘッドレストに取り付けるマルチバーです。微妙といえば微妙です。でもちょっとはマシになりました。
前の座席、後部座席、どちらでもつけられます。荷物をかけたり、前の座席と後部座席の両方につけて釣竿などの長い物を渡したりするようです。
そもそも、シートベルトをひっかけるために使うものではありませんので、ヘッドレストへの取り付け器具に対して、バーを左右バランスよく取り付けるものなのでしょうが、マルチバーですからどう使おうと自由でしょう。
写真だとわかりにくいですが、窓側の方へかなり長くして棒を装着しているため、シートベルトの巻き取る力に負けてバランスが崩れて、取り付け器具ごと全体的に少し斜め上後方へ持っていかれます。
バーに滑り止めテープを貼ったり、バーの端にマジックテープを巻いてみたりして、ベルトの抜けをなんとか防いでいます。
しかしずっとこのままにしていると、取り付け器具にも悪そうだし、ヘッドレストのポールにも悪そうだし、引きのばされているベルトにも悪そうなので、親を乗せる日だけ簡易的に使うことにしました。
母は「ベルトを取りやすくなった」と喜んでいました。父は「届くけど、シートベルトのつけ方がわからない」と。知らんがな。
「なんか苦しい」って、お腹にくる方のベルトは横からこないと。2本と背もたれの上からきてたら、そりゃ苦しいでしょうよ。そんな首しめ状態でバックルがはまってるのがびっくり。
父の別の訴えはさておき、「後部座席でシートベルトを装着しようとする時にベルトをつかめない問題」は、一応解決ということで。