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両親のマイナンバーカードをついに申請した話

マイナンバーカード申請

Last Updated on 2022年7月13日 by ぞん

マイナンバーカードを作れキャンペーン再び

マイナンバーカード&マイナポイントのCMが、どんどんうざくなってくる今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

あらかじめお断りしておきますが、この記事に申請方法は出てきませんのであしからず。

昨年、国があれだけ騒いで国民に作らせようとしたマイナンバーカードも、いまだに発行が50%にも達していないらしく。。。性懲りもなく、またポイントで釣ろうとしていますが、どうなりますことやら。

今回、ついに両親のマイナンバーカードを申請したのですが、利用する予定もなければ、作らなければならない理由があったわけでもありません。

ただ、母が、新聞の切り抜きを持ってきたので。。。

数ヶ月前には激怒されました

3ヶ月ぐらい前、両親に「マイナンバーカード作る?」と尋ねた結果がこれです。

88歳やで。いうてるまに死ぬのにそんなもんいらん。。

家をのっとられる!財産を全部奪われる!そんなカード死んでもいらん!

あっけなく拒否されました。

2人とも拒否するだろうと思っていたので予想通りでしたが。。。

母、まさかの大激怒。

軽度認知障害でもあり妄想が酷い母にとっては死活問題だったらしく、興奮して涙目で怒りまくり、なだめるのが大変でした。

私は、小一時間、母の説教まじりの罵声に耐えながら、

こんなに怒られるなら、もう二度と母の前ではマイナンバーカードという言葉は口にしないでおこうと誓いました。

なので、テレビで着ぐるみのCMが流れるたびに、「お願いだから、母を刺激するのはやめてくれ」と思っていました。

井戸端会議が流れを変えた?

母が参加する近所の井戸端会議のメンバーの中に、マイナンバーカードを持っている人が1人いる(1人だけかよw)

そして、その人が近所のスーパーのポイントカードでマイナポイントをもらうべく奔走した話をしたらしい。

うちの母も同じスーパーのポイントカードを持っているので、その話が気になったものの、いまいち内容を理解できなかったらしく、家に帰ってきて私に説明しろと言う。

母からの伝達内容からわかったことは、

「役場へ行ってスーパーのポイントカードにマイナポイントをつけてくれと頼んだら、このカードではダメだからスーパーへ行けと言われた。で、スーパーへ行ったら、クレジット機能付きのタイプに変更しなければいけないと言われてカードを変更した。で、ポイントをもらうには役場へ行けと言われた」

という、たらい回し事案でした。私からすれば「そりゃそうなるよね」という話なのですが、母には難しかったみたいです。

そして、私は思いました、「マイナンバーカードを電子決済に紐づけたらマイナポイントが還元されるなどというよくわからない仕組みにするから、いまだに半数以上の人が釣られてないんだよ」と。

なにはともあれ、あれだけ拒否していた母が、マイナンバーカードに興味を持ち始めたきっかけはおそらくこの井戸端会議です。

今までは「財産を奪われる」方が圧倒的に勝っていたのに、近所のたった1人の人の行動により、「カードを作らないと損をするのでは?」という気持ちが芽生えたのかもしれません。

着ぐるみのCMよりも、娘の言うことよりも、近所のおばちゃんの言うことの方が信頼に値するのです

そしてついに母の気が変わった

怒りの全力拒否から3ヶ月、井戸端会議から1週間ほど経った日のこと、母が、新聞の切り抜きを持ってきて、

マイナンバーカード新聞記事

マイナンバーカードって、作ったほうがいい?

私は自分の耳を疑いました。確か「死んでもいらん」と言いましたよね?

あまりの急展開に唖然としましたが、これはチャンスかもしれないということで、

最終的にはみんな作らされるんちゃうかなぁ

などと、やんわりと言ってみました。そして

クレジットカード作らんでも、d払いでマイナポイントもらえるから大丈夫やで

と、少したたみかけてみました。すると

どうせ作ることになるなら、早く作ってポイントもらう方がいいわな

と、すっかり作る気に。。。なんだこの穏やかな流れは!井戸端会議の破壊力が凄すぎる…

というわけで、母の気が変わらないうちに申請しました。ついでに父のも。

次の不安は、1か月後、母が「そんなものを頼んだ覚えはない」と言い出さないかです。

ちなみに、父は「そんなものを頼んだ覚えはない」と言うでしょう。なぜなら、父のマイナンバーカードを申請したことは父には言っていないからです。。

追記:さらに母の気が変わって斜め上

1ヶ月後、母は、「頼んだ覚えはない」とは言いませんでしたが、「財産を全部奪われる」という不安が復活しており、拒否はされませんでしたが、喜ばれませんでした(-_-;)

がしかし、「覚えてない」とか「喜ばれない」とかは想定内です。それよりももっと変なことに。。

マイナンバーカードを受け取りマイナポイントを獲得した、ちょうどそのタイミングで、新しい後期高齢者医療保険証が届き、その封書の中に「一定以上の所得がある方は10月から窓口負担料が2割になります」というお知らせが入っていたため、

「あんたがマイナンバーカードを作って、なんか変な登録したから病院の窓口負担が2割にされるんだ」と責め立てられました。とんだ濡れ衣です(-_-;)

(実際には、父の所得で2割になることは考えられないし、たとえ2割になってもマイナンバーカードのせいでも私のせいでもないわけで…)

一方、父は、そもそも何も理解する気がなく、これまた反応が薄かったですが、これも想定内です。文句を言われるよりはよっぽどましです。

マイナポイントの獲得に奮闘する様子はこちらの記事でどうぞ。

関連記事両親のマイナポイントをついに申し込んだ話

こんな苦労したのに、なんだかなぁ。。。ですけど。

コメント (2)
  1. KYO より:

    どもですー。
    まずはおちかれさまでした(^_^;)

    まずは先頭で「作り方は載ってない」アナウンス、重要ですよね。たまに逆ギレする人もいるので。

    お母上、普段なら「そんなもの頼んで無い!」一択になりそうな気もしないではないですが、井戸端会議が発端で、ポイント欲しいという欲が絡んでいるなら、今回は覚えていそうな気がします。

    お父上は夫婦揃ってのことなら、そのままなし崩し的に作って終了な感じでしょうね。

    続編?も期待しています(^-^)

    1. ぞん より:

      KYOさん、どうも~!
      マイナンバーカード関連の記事は特に目新しくもないので、個人日記が検索上位に出るわけないですが、一応アナウンスしときました。
      母は、切り抜いた記事をコルクボードにくっつけて置いてるぐらいなので、きっと大丈夫だと。父は、自分が何もしなくていいならそれでいいはずです(笑)
      引き換え通知(?)が届いたら、結果の報告日記を書きます(^^)