両親のスマホを機種変更しました（AQUOS wish4）

両親のスマホを機種変更

両親のスマホが限界だったので、ドコモショップに行って機種変更してきました。AQUOS wish4 です。

委任だの本人確認だのが面倒なので両親を連れて行きました。最後に契約申し込み確認書に直筆でサインをするという重大な任務があります。

とっくに修理受付の期限は切れていて、何度も買い替えを促すお知らせが来るようになっていました。

4ヶ月前に私が機種変更するまでは、DMが3通届いていましたが、私が機種変更したので2通になりました。

「限定特別価格」と書いてきますが、別に限定でも特別ではありません。オンラインショップで普通に同じ値段で買えます。商売あるあるです（笑）

6年ぶりのドコモショップ

自分のスマホはドコモオンラインショップで変更したのに、なぜ親のスマホはドコモショップで変更したかと言いますと、ドコモオンラインショップで機種変更出来なかったからです。

らくらくスマートフォンの型が古すぎてパスキー設定に対応していなかったので買えませんでした。

悪い事をする人が増えて本人認証が厳しくなり、パスキー設定された端末がないと購入できなくなっていました。しかも、買えなくなったのがどうやら1ヶ月前らしくて、もっと早く機種変更しておけばよかったです。

もうドコモショップに行くしかなかったわけですが、あまりに久しぶりすぎて緊張しました。

機種は家で決めていきました。父が極度の人見知りのため、とにかく早く家に帰らないといけなかったので。1分でも1秒でもショップにいる時間を短くしないといけなかったのです。

ほんとはネットで買えていればよかったのですが、買い損ねたので、「すぐ終わるから！本人行かないと面倒だから！」と言い聞かせて無理やりショップに連れて行きました。

キャリアショップでは気を抜けない

ドコモやドコモショップから届く郵送DMやキャリアメールにはよく「お気軽にショップにお立ち寄りください」などと書いていますが、お気軽に立ち寄ると大変なことになるのは昔も今も変わりません。

向こうもノルマありますからそりゃ必死で営業するでしょう。そこは頑張って応戦するしかありません。

irumo 3G で

とにかく親にスマホを持たせればいいので、機種は安いのでいいし、料金プランも安いのでいい。

私のeximoの利用料を下げないといけないので、みんなドコモ割（回線カウントのみ対象）とドコモ光割の対象である「irumo 3G」に決めました。

現時点では、基本料金とsmartあんしんパック他で月額2,000～2,500円程度になりそうです。（あんしんセキュリティの追加契約をするかどうか検討中）

@niftyは申し込まない

ドコモの「smartあんしんパック」を契約すると、「あんしんセキュリティ」と「smartあんしん補償」が含まれるのですが、ドコモショップでは@niftyのネットセキュリティサービスと端末補償サービスを推しているようです。

まず、セキュリティについて。「あんしんセキュリティより@niftyの方が強固」「あまりネットをしない人でも、うっかり変な広告をタップしてフィッシング詐欺にあってしまうことがある」「車の任意保険みたいなもの」などと言われたのですが

「あんしんセキュリティだけじゃそんなに弱いか？マカフィーなのに？」と思ったのと、「2つもセキュリティアプリ入れて大丈夫なの？」と思いました。@niftyが任意保険ならあんしんセキュリティは自賠責なので、代替ではなく共存させるということですもんね。

何年か前にも、あんしんセキュリティとウイルスバスターを両方契約させて「2つもいらんやろ」と騒がれてましたけど、トレンドマイクロが@niftyに変わっただけで、やってること一緒ですね…

次に、端末補償について。「端末の修理代が0円になる」「1人契約すれば家族全員サービスが受けられる」などと言われたのですが、

「5万円以下のスマホしか持たない少人数家族に年間30万まで補償されるプランいる？月およそ2,000円は払い損では？」と思いました。

セキュリティと端末補償をつけて、月額5000円超えの見積りを提示されましたが、「私のeximoより高くてどうするよ」と、心の中でツッコミました。これでは、家の回線をドコモ光に変更して、スマホの料金プランをirumoにして節約した意味がない。

ということで、@niftyはつけず、smartあんしんパックで押し通しました。

セキュリティは「ドコモのあんしんセキュリティ」です。

※ 追加契約（プライバシー：330円、迷惑SMS対策：220円）をすると月額の支払が550円（税込）上がります。

端末補償は「smartあんしん補償」です。

ちょくちょくニュースになるスマホ不正決済利用ですが、smartあんしん補償の特典としてスマホ不正決済補償（最大100万まで※決済事業者で補償された分は除く）がついてきます。

ｄカードゴールドはやめておく

父にｄカードゴールドを勧められました。あと家族カードも。

ドコモ光の月額料が大きいとはいえ、年会費11,000円の元を取れるのか？ 少人数家族でirumo3Gとeximo1Gで、カケ放題もつけず…なので、トントンかちょっと得になるぐらい？

それよりも、当の本人がいつ天に召されてもおかしくない年齢で、家族カードもろとも即終了しそうなので断りました。

「ポイントを貯めて次回のスマホの機種代に当てることもできますよ」と説明されましたが、それこそ次の機種変更まで本人が生きてるかどうか…

ドコモメールオプションはつける

ドコモからのお知らせメールを受けているだけで、いらないといえばいらないのですが、

長年あったものだから無くなると親が不安がるのでつけました。

メールオプションをつけておくと、ドコモクラウドが利用できるので、機種変更の時に連絡帳の移行がラクという利点もあります。

初期設定だけしてもらう

スマホの機種変更をする作業は

• ① 自分でスマホの初期設定とデータ移行をする
• ② ショップでスマホの初期設定とデータ移行をしてもらう
• ③ ショップでスマホの初期設定をしてもらい、自分でデータ移行をする

のうちのどれかにります。

オンラインショップで購入した場合は①です。私の今のスマホはオンラインショップで買いました。

関連記事：ドコモオンラインショップで機種変更しました（商品到着編）

ショップでやってもらう場合は②か③になりますが、②は事務手数料とは別にデータ移行の料金が必要になります。

今回は節約のために③にし、端末の初期設定だけしてもらいました。

ｄ払いで支払う

機種代金をｄ払いで支払いました。電話料金合算払いはできないと言われたのでｄ払いにしました。

引き落とし銀行口座の名義の問題かな？理由は聞いてないのでわからないですけど、ダメと言うものは仕方がない。ｄ払いも電料金合算払いなのに何が違うんでしょう？

両親のｄ払い限度額がそれぞれ3万円なので、別々に支払いました。

既にSIMカードを差し替えた後だったので、店員さんが新端末にｄ払いアプリを設定してくれて、それで支払いました。

自宅でデータ移行など

AQUOSには機種変更のための移行ツールが備わっているので、本体の通知を見ると、設定が途中になっていることがわかります。

青い通知をタップすると、AQUOSのデータ移行の画面が出てきます。

がしかし、データのコピーはしませんでした。

• 移行しなければならないデータなどなかった！
• 写真はGoogleフォト、電話帳はドコモクラウド、アプリはｄ払いと二段階認証アプリしか使っていなかった！

実は、この青い通知画面に気付く前に、自分でWi-Fiの設定をし、電話帳もGoogleフォトも確認してしまっていたので、通知を見つけた時には「いまさらジローだな」と。

たとえデータ移行をしなくても、移行ツールを終わらせないと気持ち悪いので、「開始」をタップし、「コピーしない」「いいえ」「スキップ」などと進んでしていき、設定を完了させておきました。

自分でイチから全部する場合は、端末の起動からデータ移行まで流れていきますが、途中までショップでやってもらうと、私のように「データ移行ツールに気づかない」ということはありえます。

たくさんアプリやデータを移行しないといけない人は、通知をチェックしましょう。

なお、自分でイチからやろうとすると、こんな感じになるはずです。

参考：AQUOSへの移行ツール「かんたんデータコピー」を使う（AQUOS公式サイト）

家でWi-Fiに接続すると、使っているのか使っていないのかわからないアプリ群（初期設定の時に保留されたもの？）が自動でインストールされてきました。同意が必要なものはタップしてインストールを進めました。

結局、自分で探してダウンロードしてインストールしたのは Google Authenticator と My docomo だけです。

Authenticatorは、起動してGoogleアカウントを選んだだけで移行完了で超簡単。My docomo は、契約内容や利用状況を私が確認するために入れました。

オンラインショップの方が気楽だけど店も必要

AQUOS wish4 と言った瞬間に店員さんの表情が一瞬曇ったように見えたのは気のせいでしょうか…

安い端末を買われるわ、オプションを断りまくられるわ、店員さんも辛かろうて…

それもこれもパスキー設定を必須としたドコモが悪い。私はオンラインショップで買いたかったのだから。

オンラインショップで自分のスマホを買ったのが5ヶ月前で、その時に調べた料金プランの知識がまだ頭の中に残っていたので冷静でした。

自分に余裕がありすぎて、隣のブースに座っていたお兄さんが20万のGalaxyを買おうとしていることや、担当の店員さんの声が弾んでいたことにも気づいていました。

4万4千円（2台で）の家族の相手をしてくれた店員さん、提案をことごとく断ったにもかかわらず、店の出口まで笑顔でお見送りしてくれてどうもありがとうございました。

久々のドコモショップで、どこか懐かしい雰囲気を堪能しつつ、

やはり私にはオンラインショップの方が合うのかなと思いました。

料金プランその他オプションは、必要なければ断ればいいだけですが、色々と勧められるのはやっぱり苦手。

今回の機種変更で両親のスマホがパスキー設定対応になったので、次の機種変更はオンラインショップで出来ると思います。

だからと言って、もう店舗が無くなってもいいとは思わないです。急な故障とか、端末の不具合とか、いざという時に店がなかったら面倒だろうなと。

キャリアショップが必要だと思う理由

今回しみじみ思ったのは、プラン変更はショップがラクだな～でした。eximoへの変更に私が費やした時間は一体何だったのかと。

「irumoにしたいです！メールそのまま使いたいです！」と言うだけであっという間に変更完了。これですよ、これが事務手数料の威力！

よく、「店がないと高齢者が困る」と言われますが、高齢者だけではないと思います。

店で言われるがままになってしまう高齢者より、現役世代がネットで取り返しがつかない失敗をして店に駆け込む方が事態は深刻です。

例えば、高齢者に起こりがちなことは、わかる人と一緒に店に行けば防げます。後でわかる人が店に行って修正してもらうこともできます。

• 店員の説明が理解できずに適当に返事をしてしまい、大容量データの料金プランと余計なオプションだらけの契約になる（失敗レベル：低）

しかし、現役世代は、ネットで後戻りできない失敗をしてしまいがちです。

• 新規受付を終了したパケットパックを間違えて解約してしまい家族もろとも月額料金が上がる（失敗レベル：中）
• irumoやahamoに変更する又はMNPする際に、ドコモメールオプションをつけ忘れてメールアドレスを失う（失敗レベル：高）
• 料金プランを変更する又はMNPする際に、間違えて携帯契約ごと解約してしまい電話番号を失う（失敗レベル：最高）

など、被害が甚大です。

今回、両親の料金プランをirumoに変更したので、実店舗でやってもらってよかったのかなと思います。

うちの近所のショップがなくなると、1時間以上かけて別のショップに行かないといけないので、閉店しないで欲しいな～と思いました。

家に帰ってからも大変です

買って持って帰ったからとて、すぐに使えるわけではないです。データ移行はもちろん、親が使えるように設定をいじってあげたり、アクセサリーを装着してあげたりしないといけません。

うちの両親は、スマホケースや保護フィルムが装着されていないと。「壊れる」だの「汚れる」だのうるさいですが、自分でそれをしようという気は1ミリもありません。

ショップでフィルムを購入して貼ってもらう場合、まず保護フィルムの値段が高い（特にガラスフィルム）。それプラス貼り付け代1,100円です。2台頼めば2,200円（税込）です。

当然節約です。ネットで安い中国産を買って、2台分せっせと自分で貼りました。

関連記事：両親の AQUOS wish4 をシニア向けに設定しました

キャリアショップは最低限使えるようにはしてくれますが、実際に使い始めてみないとわからないことも多く、その都度調整が必要です。

店でやってもらわないと難しい事や、店でやってもらった方が圧倒的にラクで確実なことは店で頼み、少し調べれば自分でできることは自分でする、という使い分けがいいのかなと。

以上、久々に、ドコモショップに行ってきた話でした。