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両親の AQUOS wish4 をシニア向けに設定しました

機種変更irumo

財布に優しい AQUOS wish4

先日、両親のスマホを機種変更したのですが、AQUOS wish4 SH-52E にしました。

関連記事両親のスマホを機種変更しました(AQUOS wish4)


もともとF-03Kを6年ぐらい使っていて、それを買う時も高いと思いながら買いましたが、それでも4万円ぐらいだったかなという記憶です。なのにいまや5万円超えです。

5Gらくらくスマートフォンが高すぎる…

らくらくスマートフォンF-52B(51,744円・税込) に対し、 AQUOS wish4 SH-52E(22,000円・税込)


らくらくスマートフォンは何気に仕様が高級(Snapdragon、有機EL)だから高くなるのでしょうけど、ほぼ電話しかしない…どころか電話すらできなくなってきていて、ほんとにただ所有しているだけになってきている両親に、そんな高級仕様はいらないです。AQUOS wish4 は MediaTek DimensityとTFT液晶ですが、これで十分です。


というわけで、AQUOS wish4 になりました。何でもいいからとりあえず親に持たせておきたいという条件にピッタリな価格です。

AQUOSホームとAQUOSかんたんホーム

同じ価格の FCNT(旧富士通)の arrows We2 とどちらがいいのか迷いました。性能は arrows We2 の方が上とのことですが、画面の大きさとバッテリー容量の多さ(5000mAh)でシャープにしました

親には小さいarrows We2の方が良さそうにも思いましたが、そもそも「年寄りだから小さい方が使いやすい」というのは本当なのか?と思い、あえて大きい方を選択。

画面が大きい分バッテリーも食うと思うので、電池の持ちは arrows We2 と変わらないかもしれません。

ただ、ちょっと重いです。画面保護フィルムとカメラレンズ保護フィルムを貼って手帳型のケースとつけると313g私のスマホの226gよりはるかに重い。筋トレ…

らくらくスマートフォンはなぜこんなに強気?

仕様が高級だからなのですが、なぜ高齢者向けなのにそれほどまでに高級にしなければならないのか?強気すぎないか?と。

私が勝手に思うに、「一度iPhoneを買った人は、次も必ずiPhoneを買う。価格が上がっても買い続ける」のと同じ原理なのかなと。

らくらくスマートフォンは、高齢者向けに特化した機能が多く搭載されていたり、それ専用の相談窓口が用意されていたり、操作が独特で慣れてしまうと普通のAndroidに変更しにくいと言う点で似ているのかなと。

バリバリ使いこなしている高齢者であれば「次もらくらくスマートフォンで!」となるのかもしれません。

しかし、うちの両親の場合、決して旧機種を使いこなしてはいないので、AQUOS wish4 や arrows We2 の倍以上のお金を出してまで買い続ける意味は絶対にない。

それでも、両親がデザインとか気に入っていて、どうしてもこれがいいんだ!と言うなら高くても買ってあげないといけないと思い、確認はしました。

が、返ってきたのは「わからんからなんでもいい」という、予想どおりの回答だったので、らくらくスマートフォンとはサヨナラしました。

AQUOS wish4 のアクセサリー類を買う

AQUOS wish 4 ケース_保護フィルム

ケースをつけてやらないと、絶対にスマホを触ろうとしないので、アクセサリー類も買いました。

ケースは手帳型です。両親同じものを色違いで。「フタがないと画面が傷つく」とうるさいので、重くなりますが我慢してもらいます。価格の割にはしっかりした作りです。革が厚手なので長持ちしそうです。

ただし、ストラップはおそらく使えないです。スマホをハメるケース枠の材質が柔らかく、両側面の下の方についているストラップ糸を通す2つの穴の間隔も狭いため、すぐちぎれると思います。

画面保護フィルムは中国産の2枚入りを選択。気泡なく貼れたし、大きさもちょうどよい。貼って1週間ですがフチが浮いてくる様子もないです。あとは耐久性を祈るだけです。

この機種は、指紋認証が電源ボタンなのでフィルムの指紋認証精度は気にする必要がなく(指紋認証使う予定もないけど)、安いやつでいいと思いましたが、あまりに多く売られすぎていて選ぶのに困りました。

カメラレンズ保護フィルムはPDA工房の1枚入りです。2枚入り3枚入りで売られている中国産は、レンズのサイズが全く合わなかったり、そもそも違う機種のものが送られてきたりという口コミが多く、私自身も実際に返品したことがあるので、国産のを2個買いました。価格が倍以上しますがそれは仕方ない。

AQUOS wish4 を両親向けに設定する

ホーム画面を変更する

旧らくらくスマートフォンよりかなり大きいです。ホーム画面は、私なら「AQUOSホーム」を使いますが、親なので「AQUOSかんたんホーム」が無難そうです。

らくらくスマートフォンの標準ホームとは少し違いますが、シニアモードという位置づけですし、練習すればこちらでも問題なさそうに思うのですが…

私自身は使いやすいです。ホーム画面もアイコンが大きくて四角いだけで、操作は普通のAndroidとほぼ同じです。アイコンを動かしたり追加したり削除したり、設定画面を開いたり簡単にできます。

高齢者のスマホの設定で大騒ぎしているのはたいてい家族です。あまりに独特すぎる仕様のらくらくスマートフォンは、家族泣かせですが、これなら扱いやすいです。

大昔のとは違い、今のらくらくスマートフォンは「かんたんホーム」に切り替えできますけど、あの独特の「標準ホーム」を使わないのなら、それこそ、らくらくスマートフォンでなくてもいいという話で…

操作性を調整する

親に使わせて様子を見ながら、操作性を調整しました。

らくらくスマートフォンにはボタン押し込みモードがありますが、うちの両親は解除しており、通常のタップに近いモード(らくらくタッチ)でずっと使ってきましたが、

普通のAndroidのかんたんホームは、らくらくスマートフォンの標準ホームよりも揺れやすいみたいで、アイコン上でフラフラ指が滑る感じになります。

画面保護フィルムが滑りすぎるのかもしれませんが、

アイコンをまともにタップできませんでした

  • 高齢者は家電ボタンを押すようにアイコンを押すので、端末がタップとして認識してくれない
  • マナーモードにする時など、何かのメニューを出してから項目をタップする時、メニューが消えるまでに次のタップが間に合わない

↓↓↓↓↓

「ユーザー補助」の「タイミング」を変更しました

  • 長押しと判定されるまでの秒数を長くして、アイコンを長く押しすぎたり指がフラフラ滑っていてもタップと判定してもらえるようにした
  • タイムアウトまでの秒数を遅くして、操作が間に合うようにした

ついでに、四角いアプリアイコンを9つだけにしてホーム画面を1画面にしました。スワイプでホームが飛んでいかないようにすることと、画面下部のナビゲーションバーのホームボタンで確実にホーム画面に戻れることが大事だろうと。

やっぱりスマホは必要

6年前はなんだかんだいってまだ両親も元気でした。スマホにも興味を持ち、それなりに楽しんでいる様子でした。電話もかけられたのですが…

今や、父は90歳を超えてスマホを使う時間よりも居眠りの時間の方が多くなり、母は認知症でスマホ操作をまともにできなくなってきました。

電話をかけたり受けたりするのも怪しくなってきましたが、それでも連絡ツールとして電話を持たせておきたい。

スマホを持たせておけば、道端で倒れてもすぐに連絡がつきそうだし。

そしてなにより、本人宛の電話番号とメールアドレスがあると重宝します

例えば、電気等の利用料金はネットで確認だし、生協もネット注文の方が簡単です。NHKプラスの登録にもメアドを求められます。それらは父の名義、母の名義です。本人宛のメールは本人のメアドで受信する方が管理がラクです。

実質自分が管理しているなら自分のメールアドレスの方が便利だと考える人もいると思いますが、私は、親名義のアカウント作成に自分のメールアドレスを使いたくないので。

キャリアメールでもいいですが、スマホでもPCでも確認しやすいGmailの方が使い勝手がいい。また、irumoや他社へ移る時にメールの持ち運びオプションをつけないことを想定するならGmailです。

Googleアカウントは一定期間利用がないと削除されてしまうので、

Googleアカウント維持のためには、Androidスマホを持たせてメールを受信させておくのが簡単確実です。

結局、うちの両親は、私が同居しているからスマホを持てているが、私がいなかったらどうしようもないんだろうなと思う。

そう考えると、ガラホにした方がさほど管理もいらなさそうだし、電話も使いやすそうだからいいのかも!とも思いましたが…そもそもたいして電話もしない(笑)

コンビニで「d払い」だけは使いたい母と、「dmenu(ドコモのニュースアプリ)」をよく見る父なので、やっぱりスマホかな

以上、なんとか両親に AQUOS wish4 を使わせようとしている話でした。

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