少額アフィリエイト収入を笑われながら失業手当をもらう

もうすぐ失業手当が終わります

昨年末にクビ同然で失業し、普通はすぐにハローワークに行くべきところを、父の骨折入院やら母の認知症悪化やら、気持ちに余裕がなかったため、夏前になってようやく 失業手当 の手続きに行った私。

自分に合いそうな就職先が見つかればいいですが、この経歴（パッとせず）でこの歳（初老）では望み薄ですけども。。。とにもかくにも、失業手当の手続きのためにハローワークへ。

職探しサイトを見たり、ハローワークの窓口に行ったりと、ごく一般的な就職活動をしておりました。

今回は、ハローワークに行く度に「儲けはないです」と言って恥をかき続けた話を記念に書いておきます。

ブログやってても失業手当もらえるのかな？

父は無事に退院してきて順調に回復しているし、母も少し症状が落ち着いている感じするし、「資金がなければ就職活動もできんわ！」ということで、ハローワークへ。

そこでふと思いました。退職前からやっているブログのアフィリエイトとアドセンスはどうなるのだろう？と。

広告をはずすのは無理だし、自分のサイトの存在をGoogleに知らせ続けておかないとまずそうだから、たまには更新しないといけないし。

儲けは少ないけど、ゼロじゃない。

内緒にしていて3倍返しだけは避けねばならない！と思い、窓口で聞きました。

あまりにショボイ儲け額の話に、笑いをこらえるのが大変そうでした。

ついでに一応聞いておきました。

失笑されました。

さらに、ブログの師匠でもある友人に話したところ、

ふつうに笑われました。

そりゃそうです。何十万も何百万も儲けている人は、そもそも就業レベルなので失業手当の手続きなんかしに行かないですよね。。

説明会でもらった手引書に「わずかな収入でも、自分で判断してはいけません」と書かれていたので、その通りにしただけなのですが、どうやら普通の人はそうではないらしい。

いわゆる「馬鹿正直」ってやつで、こういうところに応用がきかないのです。ハローワーク側にしてみれば「めんどくせぇ奴だなぁ」です。

失業手当と引き換えに笑われ続ける

しかし、ほんとの辛さはここからでした。

認定日に、ハローワークに行く度に窓口の担当の人が違い、その度に説明をして失笑されるという憂き目に。

認定日のたびに、田舎の静かなハローワークのフロアに「アフィリエイトの収入はありませんでしたね」が毎回こだまする。。。才能なきアフィリエイターが今ここにいますよみたいな。。。

恥ずかしい。。。こんなことなら、たとえ5,000円でも振り込んでもらった方が良かったんじゃないかという気さえしてきました。

この自尊心を傷つけられる罰ゲームはなんなのか。。。申告した自分が悪いのですが。

ハローワークの窓口の方々へ。忙しいのに余計な手間を増やして申し訳ありませんでした。

ついに同情される

4回笑われて、ようやくハローワーク側で情報が共有されたようです。「あのかわいそうなアフィリエイターの扱いをどうするのか」と。

そしてついに！

やったー！

でももうちょっと早くそのセリフを聞きたかったよ。。。

ブログで広告収入があっても失業手当はもらえます

アフィリエイトやアドセンスをやっていても失業手当をもらえるのか？の答えは、「もらえる」です。

申告する人は少ないようですが、私以外にも、ハローワークで聞いている人が、いるにはいるらしく、検索すると、私の記事と似た内容のブログが見つかりました。私よりも3年も前に書かれています。行く前に発見したかった。。。

参考記事：アフィリエイト収入は失業認定日に申告する？失業保険は貰えるの？

この方は、申告書の画像も載せていて、見ると30,000円ぐらい収入を申告しています。それでも「次回からは申告しなくてよい」と言われているので、趣味レベルであれば数万円でも申告不要ということがわかります。

しかし、同じくそのブログからわかるように、アフィリエイトの扱いは、統一された基準がなく、各ハローワークの担当の人々が相談して決めているのです。。つまり、

ハローワークによって扱いが違うというところに注意が必要です。

30,000円で申告しなくていいと言われている人をネットで見かけたからといって、自分はそれより少ないから大丈夫とは言えないのです。自分が申告する管轄のハローワークがどう判断するかは、実際に聞いてみないとわかりません。

よって、儲けが少なかろうが多かろうが、ハローワークの窓口で確認しておいた方が安心です。なので、私が笑われたのも、リスク管理という点では正しかったと思います。

とういうわけで、もうすぐ次の認定日です。寝坊しないようにしよう。