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事務系のパソコン検定に、受かりやすい人と受かりにくい人の違い

PC検定

合格に必要なこと

たまにはインストラクター的なネタも書いてみます。
三流のくせに、ちょっと上から目線な感じになってしまって恐縮ですが。

職業訓練での話なのですが、独学の場合でも、当てはまる部分がある気がします。。

ワードやエクセルなどのパソコン操作の検定試験に受かりやすい人と受かりにくい人の違いは?

「そりゃ実力でしょ」と思うかもしれませんが、それよりも大事なものがあります。それは、

  • 試験対策ということを意識できているか
  • 人の助言に耳を傾ける素直さがあるか

例外の人

とりあえず「今は」受からないだろうという人。たとえば、発達障害や学習障害系の人。
一概には言えませんが、「できるようになるのに、人の10倍も20倍も時間がかかる」という特徴が見られます。

このタイプの人にとって、「1+2」と「2+1」は別ものらしく、「似た問題や同じパターンの問題」というものは存在せず、「同じ問題か違う問題か」という認識のようです。
「1週間は7日」と「7×2=14」は知っているのに、それを関連付けられないため、「2週間は14日、3週間は21日、4週間は28日…」と、すべて暗記しなければならないようで、見ていて大変そうです。

すさまじい量のメモやノートを取っていますが、私が見る限りは全くまとまっておらず、役に立っているような様子もありませんが、本人にとってはそれがベストなのかもしれませんし、障害の専門家ではないので、余計なアドバイスをしてはいけないと思い、いつもそのままやり過ごしています。

「受かりにくい人」ではあるのですが、愚直という一面も持っているため、6ヶ月~1年ぐらいかけてひたすら試験対策問題を繰り返して覚えて、合格できる人もいます。しかし、健常者向けの短期職業訓練では、ワード1ヶ月・エクセル1ヶ月ですから、検定試験までに間に合いません。

たぶんふつうの人

グレーゾーンの人が多いので (自分も含め) 、「たぶん」とつけてみた。

よほどの人でない限り、1ヶ月以上も授業を受けていれば、3級の試験を受けられるぐらいのレベルになります。
実力がギリギリの人でも十分に受かる可能性があります。
では、受かりやすい人と受かりにくい人の一番の違いは何かというと。。。

試験対策ということを意識できているか」です

試験対策だと意識している人は、「講師の指示に従って練習をこなしていく」し、意識していない人は「講師の指示を聞かずに自分勝手に練習をしていく」のです。

試験に受かりにくい人の特徴

  • ① 講師のアドバイスより自分の勘が優先
  • ② 講師の言葉や周囲の雰囲気から何も察しない
  • ③ 本人的には「できている」ので自信あり

では、受かりやすい人をAさん、受かりにくい人をBさんとします

①の例

検定対策の授業で、いくつか練習問題の解説をしたあと、「このタイプの問題は出やすいので、復習時間には、これを優先的にやったほうがいいですよ」と言われた時、

Aさんは、真っ先にそれに取り掛かり、わからなければ質問します。
Bさんは、講師のおススメはそっちのけ。自分が気になる問題ばかり練習し、おススメ問題はまったくやらずにそのまま本番に臨みます

昔、マーフィーの法則というのが流行りましたが、検定試験にもマーフィーがありまして、それは、「本人が一番練習していない問題パターンに当たる」というものです。

ちなみに、日商PC検定は、いくつかの問題パターンがあり、当日のその時間に、試験会場のPCに、インターネットを介してランダムに送られてきます。
つまり、「誰がどんなパターンの問題に当たるかは、神のみぞ知る」なのです。

なのに、不思議なことに、Aさんには、Aさんが一番得意なパターンの問題に当たり、Bさんには、Bさんがノーマークだった問題が当たるのです。

②の例

「落ちそうだとわかっているなら、もっとちゃんと言ってあげればいいじゃないか」と思う人もいると思いますが、言っているのです。しつこいほど。

「この問題のタイプに当たって落ちたら受験料もったいないですよ」と、試験当日まで何回も言うのです。

あまりに何回も言うので、Aさんは、「これは絶対にやっとけということだな?」と察します。
しかし、Bさんは、何回言われても「気にならない」し、周囲の人がその問題を必死でやっていても、全く察することなく、自分がやりたい問題ばかり練習します。

試験後、落ちたBさんが「こんなの出るとは思わなかった」などと言うので、それを聞いたAさんは、あまりの衝撃発言に、絶句したり苦笑したりします。

クラスに必ず1人はBさんのようなタイプの人がいるので、ある程度経験のあるインストラクターならお馴染みのことなので驚きません。
普通に合格した Aさんが「え?何を言ってるのこの人は?」と思うのは、正しい反応です。

③の例

実際にはボーダーライン付近にいるのだけど、自分は合格ラインを十分に越えていると思っているので、他人のアドバイスは聞き流す。
その結果、本人的には完璧に出来ていて、合格すると思って試験終了のボタンを押したのに不合格。

本人は「出来た」と言うので、次に向けての対策ができません。
「なぜ自分が落ちなければならないのだ」と言わんばかりに恨むような目で、監督者(講師)に訴えますが、「どこかでうっかり大きく間違えてたんでしょうねぇ」としか答えられません。
ただ、インストラクターはなんとなく想像がついています。「問題の意味を取り違えてるんだろうな」と。

ちなみに独学の場合だと

既に合格している知人から「この問題集が一番本番に近いと思うよ」という情報をもらったにもかかわらず、ガン無視して、自分がいいと信じて買った問題集ばかりやるが、それが本番の試験問題とあまりにかけ離れているという大ハズレな本で、結局合格できない、といったところでしょうか。試験対策なのに、ハズレの本で勉強していては、受かるものも受からなくなります。

独学で色々な資格を取った経験のある方ならわかると思うのですが、けっこう本試験とピントがずれている対策本というのがちまたでは平気で売られていたりするものです。合格した人からの教材情報は大切です。知人の感想や書評を活用すべきです。

たとえば、これがスポーツの世界だったら、コーチの言うことを聞かない方が大成することもあります。
「オリックス時代、イチロー選手が、一軍のコーチに振り子打法を認めてもらえず、二軍に送り返されてばかりいたところ、仰木監督が就任し、振り子打法を認めてくれたため、一流選手になった」というのは、有名な話です。
「学生時代に一流だった選手が、プロになってコーチの言うことを聞きすぎて自分を見失い、華開かず引退した」などという話もよく聞きます。

しかし、ワードやエクセルは特殊技能ではありません。スポーツ選手や芸術家に求められるような特別な才能は必要ありませんので、素直に講師に従っておく方が合格率は上がります

結局のところ

事務系のパソコン検定に受かりにくい人とは

  • そこそこパソコンの操作は出来るけれど、読解力が全くない人
  • 試験対策が残念すぎて、読解力のなさを練習でカバーできない人

ということになります。

コメント (2)
  1. KYO より:

    どもです。
    何というか、先生って本当に大変だなぁと思いますねぇ😅
    ここまでではないものの、他人のアドバイスを全く聞かない人というのは、仕事上でもそこそこいて、それがまた自分の部下だったりすると、心底トホホな気分になったものでした。
    なるべく近くにいて欲しくない人種ですが、そうはいかないのが人生ですねぇ。。。

    1. ぞん より:

      KYOさん、ありがとうございます!。
      最近は、トホホを通り越して笑えてくるんですけど、それは、「3ヶ月」という終わりが見えているからであって、職場の部下だったら、気が遠くなりますよねそりゃ。
      私の感覚では7人に1人ぐらいはいる感じです。率にしたら14%ですから、少ないようで多いので、近くにいて欲しくなくてもなかなか避けられないですよねぇ。。