目次
本日は、電子レンジグリルのお話です。電子レンジのグリル機能ではなく、電子レンジのままで魚を焼いてみたくて電子レンジ魚焼きグリルcopanを買いました。
なんとなく、丸型の方が無難かと思って丸型にしました。
レシピブックもついてます。まだ魚のところしか読んでませんけど…
我が家で一番魚を喜んで食べるのは母。焼き魚も煮魚も好き。1ヶ月ぐらい空くと「魚が食べたい」と言いだす。
父は煮魚が嫌いで焼き魚は普通に好き。2ヶ月ぐらい空くと「最近魚食べてない気がする」と言い出す。
私は、煮魚も焼き魚も普通に好き。でももし「日本では明日から煮魚と焼き魚が禁止になります」と言われても平気だと思う。寿司は食べたいけれど。
私の魚への情熱はさほどでもないので、我が家の食卓にのぼる魚は、
ぐらい。調理方法は、「焼く・湯煎・缶詰のまま・炊き込みご飯」です。
結局、サバと鮭が二大巨頭。
電子レンジ魚焼きグリルといえば「レンジメートプロ」が真っ先に名前としてあがってくると思います。
私も検討したのですが、値段が…
ということで、お手軽価格の「copan」で。
テレビショッピングやネットの情報を見る限りは、本家レンジメートプロは「皮目のパリパリ感」「通常のレンジグリルで焼いたかのような仕上がり」がウリのよう。一方のcopanは、皮に焼き目はつきますが、仕上がりはしっとりしています。
現在多くの類似品が出回っていますが、類似品が本家と差別化をはかっているのは、軽量化・丸洗い対応・食洗器対応でしょうか。
ただ、これらが長所でもあり欠点でもあります。丸洗い対応にするために、熱が逃げる穴がないらしく、使用中にものすごく本体が熱くなるのでミトン必須・火傷に注意です。
しかし、類似品は本家の半値ぐらいで買えるし、手入れもラクなので、焼き目の仕上がりと使用中の本体熱々を我慢できれば類似品でも十分だと思います。
魚を焼くために電子レンジ魚焼きグリルを買ったのですから、当然焼いています。今のところサバばかりですが。
ノルウェー産の冷凍のサバの切り身。冷蔵庫で半日解凍したものです。
私の最初の疑問は「一度に何切れまで焼いていいんだろう?」でした。
レシピブックを見ても、ネットや動画を検索しても、みんな1切れしか焼いていない。
わからないので自分でやってみましょうということで、サバの切り身を3切れグリルパンに並べました。ちょっとカツカツです。
レシピブックには「表4分、裏1分」と書かれていたので、まず表を4分焼きました。
「ほぼ生のまま。全然焼けてる感がない」
「3切だから時間も3倍にしたらいいのか?爆発しない?」
と、ビクビクしながら加熱していくことに。
怖いので、4分追加(計8分)でレンジの扉を開けて庫内が変なことになっていないか確かめ、大丈夫そうだったのでさらに2分追加(計10分)し、一旦レンジから出して焼き具合を確かめました。
なかなかいい感じになっていました。これでもよかったのですが、もう2分追加(計12分)加熱し、レンジから出して魚をひっくり返しました。
「表を3倍にしたのだから裏も3倍かな」ということで、裏を3分(計15分)焼きました。
見た目で「お!皮がパリパリしてるのか!」と思いましたが、お箸でつついてみるとそうでもなかったです。
全体的にしっとりした仕上がりですが、焼き目はついているので、両親に気味悪がられることもなかったです。
予定より長時間焼きましたが、身がガチガチになることもなくふっくらしていました。私の好みの焼き加減です。両親からも文句はなかったです。
結論としては、「サバの切り身は、一度に3切れまで焼ける」です。
ただ、調理時間も3倍になりちっとも時短にはなりませんので、そこは諦めるしかありません。
そうなると、「だったら1切れずつ3回焼いても同じでは?」という話になりますが、「先に焼いた魚が冷めてしまう問題」が発生します。
また、繰り返し使用する場合、本体を冷却しないと2切れ目以降の焼き具合が変わってしまうので、本体を冷ます時間を挟むとさらに調理時間が延びます。
よって、焼けるなら一度に焼いてしまいたいと個人的には思っています。
心配事といえば、目安時間5分のところを15分焼いているので。、グリルパンのコーティングは大丈夫なのか?ということです。
しかし、説明書に「●分以上連続で使ってはいけない」という文言は見当たらない。
そして、レシピブックにも「調理時間はあくまで目安。食材に応じて自分で調整してね」みたいに書かれているけど、連続使用時間については触れられていない。
ちなみに、レンジメートプロは、「加熱時間の合計が20分を超えないようにしてください」となっているもよう。なので類似商品もそれぐらいが目安なのではなかろうか。
だとしたら、15分ならすぐにコーティングが剥がれてくることはなさそう?
ところで、コーティングにも種類がありますが、レンジメートプロもcopanも、グリルパンはフッ素樹脂加工です。
フッ素コーティングとダイヤモンドコーティングぐらい種類が違うと長持ち度が違ってくると思いますが、同じ種類のコーティングであれば、本体の価格差よりも使い方や手入れの仕方の方が長持ち度に影響するのではないかと思います。
当たり前ですけど、自分の家の電子レンジの庫内より大きいプレート付きグリルパンを買ってはいけない。
電子レンジ用のプレート付きグリルパンはガスコンロやIH調理器では使えないので、「サイズを間違って買ってしまうと他に何も使い道がない」という悲劇に見舞われます。
あとは、類似商品は比較検証サイトなどで確認した方がいいと思います。
ショッピングモールなどでは、類似商品の商品説明の写真や説明文はどれも料理に焦げ目がついていて美味しそうですが、実際には全く焦げ目がつかないような商品もあるようなので。
魚を焼かない理由として多いのが「掃除が面倒だから」でしょう。なので、フライパンで焼く人は多いと思います。
私もフライパンで焼くことがあるのですが、魚の種類によって上手く焼けたりボロボロになったり…ようは下手なんですけど。
今時のIHコンロのグリルや電子レンジのグリル機能は賢いので、私のような永遠の料理1年生の場合、グリルの方が魚の種類問わずにキレイに焼けることが多いですが、あとの掃除が大変。
そこで、電子レンジ魚焼きグリルを買うに至ったわけですが、これはかなり掃除がラクなのではと。グリルパンは中性洗剤とぬるま湯でほとんど汚れが落ちます(フッ素加工が効いているうちは…でしょうけど)
電子レンジ庫内の掃除ですが、魚を焼いたあとでも油でギトギトになっている様子もなく臭いも気にならないです。
とはいえ、copanの蓋に蒸気抜きの穴があるので、電子レンジの庫内は汚れているはずなので、油拭きシートで拭いています。
これだけ手入れが簡単なら魚を焼くのが苦にならないので、魚を食べる頻度が高くなりそうです。
以上